プロフィール

ヒミエルストーブってどんな意味？答えは簡単「火の見えるストーブ」です。

薪ストーブを作り始めたのは本当にひょんな事がきっかけ。

雑誌やwebの情報に期待に胸を膨らませ、自社工場へ灯油に代わる冬期の暖房に薪ストーブを導入したのですが現実は想像とかけ離れていました。

一番大きな悩みはすぐに薪が燃え尽きてしまい、ストーブの横でお昼寝をすると寝入った頃に鎮火して寒さに震えながら目が覚めてしまう事に度々遭遇しました。
暖房エリアに対してストーブが小さく、常に全開運転なので薪がすぐに無くなってしまうので、現状のままでの運用に恐怖を抱いたのです。

購入した市販品を使ってみてはっきりと自覚したのは、僕が欲しいのはもっと燃費が良くて、暖房だけじゃ無く多彩なお料理に使いやすい広い天板やオーブンを備えた薪ストーブです。

そんな僕の希望を叶えてくれる商品が世の中に売っていなかったので、自分で作ってみようと小さな歩みを進めながら開発に着手しました。

無知だった当時の私は、鉄の箱で火が燃えているだけで簡単だろうと安易に考えていましたが現実は理想とはほど遠い、煙がモクモク排出され暖かく無い作品を作る事で精一杯。

長い開発期間を終え、納得のゆく製品を作り上げて最初のお客様へお届けするのに3年の月日を費やしたけど今でも当時の喜びは鮮明に覚えています。

開発から10年の時を経て、多くの失敗を経験し今は納得のゆく製品を作る事ができる様になりました。

趣味

学習

子供の頃学習のイメージは、苦痛でしかありませんでした。　けれども、今は趣味の1つに感じる位毎日の生活に欠かせない物になっています。

高校を卒業してから就職し、33歳で独立するまで一切勉強とは無縁の日常でした。

勉強を再開する前は頭の回路が死んでいたのか、課題解決を考えようと思っても何も浮かばず、暗算も全く出来ないどうしようもないお馬鹿さんでした。

そんな私が、創業と同時に33歳で放送大学へ入学し、コツコツと単位を積み上げて37歳で学士を取得できた事は自分自身への大きな自信に繋がったのは間違いありません。

就職してから職人生活の経験は長かったけれど、経営や営業などは全く知らず、継続して事業を営んで行く為に学ぶ場所がないかと探すと大学院で学べると知ったので、放送大学卒業後は兵庫県立大学経営研究科（MBA）へ進学しました。大学院を卒業しても学びを止めることはなく、子供の頃の不勉強を後悔しつつ公文式に通って数学を小学校課程からやり直したり、英語の勉強に勤しんでします。

大人になってから勉強を始めた私は勉強の出来ない悔しさや、学歴コンプレックスを抱く気持ちが物凄く理解できます。そして学習を継続する事でコンプレックスを克服し、自分に自信を持てる事を学んだので1つも無駄な事が無かった思ってます。

合気道

2015年に友人から誘われたことがきっかけで神戸市に本拠を構えるささの葉合気会に入門させて頂きました。師匠の丁寧なご指導の下お稽古に励んでおります。

在籍年数だけは長くなって行くばかりで、技能の上達は未熟だけど道友達と緊張感を保った時間を定期的に持つ事は私にとって大切な習慣です。

瞑想

2023年にヴィパッサナー瞑想と言う瞑想法に出会いました。

瞑想って単に目を閉じているだけではなくて、自分の身体感覚を観察する行為なので合気道との親和性が高いと感じます。

単に座るだけでなく、自分が奉仕に参加する事で得る物も多く本当に不思議な世界。

学習時間ねん出と体調管理の為に2020年に飲酒を卒業しました。飲酒を我慢していないのでこのままずっと禁酒を継続する事を狙っているし今でもお酒を止めて本当に良かったと思ってます

まとめ

見学にお越し頂いた、既存の薪ストーブユーザーの方は僕のロケットストーブの性能に驚いてくださいます。

しかし、私が望むのは性能の評価では無くユーザーが使い込んで頂くことで喜んで貰う事ですので興味をもたれた方はどうぞ見学にお越しになって下さい。