改善業務– category –
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ぶっ壊れた金型の修理
今週は機械にセットして金太郎飴のように、丸い鉄の棒をギロチンで切って行く金型の修理をしました。 自動運転中に金型の部品が割れ、砕けた部品の一部で金型本体を加圧してしまったので、ギロチン部分を支える本体が約0.2mm曲がってしまっているという絶... -
アイデア勝負のお仕事
恥ずかしながら若い頃の私は、上司から仕事を指示されても出来ない理由を探すばっかりで、自ら進んで問題解決をする様な思考を持っていませんでした。 しかし、30代で起業したので、そんな消極的な姿勢では生き残って行く事が出来る訳も無く、若い頃ズボ... -
現場を知る事の優位性
私は、非分解式に設計された機械装置が嫌いです。 設計上成り立つ装置でも、いつかは経年劣化でメンテナンスが必要になるのに、全く考慮されていないデバイスに手を修理する時は、何とも言えない疲労感に襲われます。 装置を分解修理したいのに、どこか破... -
得意な事
機械の修理は誰かが作った装置の不調を現状に回復、もしくは故障の原因を突き止めアップグレードして耐久性を高める改善を行うことが求められます。 最初はピカピカの新車だった装置が時を経ることでガタついて来た部分をリフレッシュするのに、特段アイデ... -
機械部品の修理
予期せず機械部品が壊れ、メーカーに在庫が無く、受注生産品や、特注品などは納期が数ヶ月必要な事もザラなので部品単体の修理をごくまれに請け負います。 数年間、下手すると10年以上稼働する部品なので、1度修理の経験を得ても次回は5年から10年先になり... -
(失敗編)上向きで折れたネジを抜く技法
最初にまとめ 職人を続ける事によって、今でも多くの気付きが有ります。優れた個人の技術が不要になる事などありませんが、個人の力が全体に与えるインパクトなど自分が想像していた以上に小さな物では無いかと思います。 個の力では無く、いかに周囲から... -
上向きで折れたネジを抜く技法
仕事の中で、折れたネジを抜いて欲しいと言う依頼が有ります。 僕の所に依頼が来るのは、条件の悪い、ハイリスクで、誰もやりたがらない物ばかり集まってくるので毎回が真剣勝負です。 今回は機械装置に折れ込んだネジを抜くお話しをします。 最初のコン... -
職人営業マン
小さな事もしっかりと実行 先週パイプを曲げる記事を書きましたが、現場で原寸を拾っているとこのような話をされました。 パイプ曲げの記事はこちら 「今現在、パイプに取り付けるセンサーの高さ調整機構がなくて、調整に手間と時間が掛かって困っている。... -
パイプを曲げて部品作り
薪ストーブばかり作っているのでは無く、今回はストーブ以外のお仕事を紹介します。 パイプ曲げ パイプを手曲げします。 機械で曲げると1点物の製作に対して手間が負担になるのと、型にはめて曲げるとパイプの外径が凹んだりシワが発生したり外径が変化す... -
折れたネジを抜く技法
折れたネジを抜いて欲しいと言う依頼が度々あります。 ネジと言ってもM4~M30まで多種多様で、抜く方向も下向きだけでは無く、横向きや、上向きなどが有ります。 今日は折れたネジをどうやって抜くのか、秘伝では無いですがネジザウルスに頼らない方法を伝...
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