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雨天の予備日に日光東照宮へ

 
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雨天の予備日も含め3日間の工期を予定していましたが、初日を逃せば後半2日間は雨の天気予報だったので施主様にご都合を合わせて頂き初日で納品を完成する事が出来ました。

 

翌日は天気予報通り雨が降ったり止んだりの時雨模様。

せっかく日光の近くまで来たのだし、予備日を活かして東照宮へ参って見たいと思い立ち朝9時の開場に合わせて出発しました。 平日の雨天と言う事も有り道路も市営駐車場も閑散としてとても歩きやすかったです。

見ざる聞かざる言わざる以外にも、眠り猫や陽明門など写真でしか見たことのない有名な細工を肉眼で見る事が出来て感激です。

建物の装飾は私の表現なんかかすんでしまうくらい素晴らしい物でしたが、中年になった事が原因なのか着目するポイントが若いころと変化した事に気付きました。

それは、建物より土木工事に興味が湧くのです。

結構山の中にこんなに大量の石を人力で搬入して正確に土木工事を行うなんて何という技術力なのでしょう。

1個の石が何トンも有るのにどうやってこんな形に切り出して組み上げたのか全く持って不思議です。

特に家康の墓地へ向かう207段の石段は1枚石が使われて、欄干は石をくりぬいて作っているのでどれだけの手間と労力を投入しているのか想像も付きません。

基礎の上に立つ建物は勿論素晴らしいのは間違い無いのですが、山の中腹へしっかりと地割をおこない基礎の水平や柱の割り付けを正確に行うなんて本当に凄いとしか言いようが有りません。

 

3代将軍家光の墓所 大雄院は東照宮程参拝者もおらず静かに見学する事ができましたが、急こう配の石段が正確に積み上げられているので東照宮と同じように土木技術のすばらしさを感じました。

完成してから約400年経過しても完成当時の姿を維持できるなんて、石の下地はどうなっているのかな?

 

こんな感じで日光東照宮エリアを3時間ほど歩き回って僕の予備日探索は終了しました。

栃木へ納品に来ることが無かったら東照宮に来る機会もなかったので幸運な経験に感謝です。

 

 

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