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キャリーの風が出ない不調を修理する

 
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今年最後のブログの投稿は、去年から調子の悪かった軽トラの風量調節を修理しました。

 

去年のある日の事

気がついたら、3段階あるうちの1番弱い風が出なくなりそのうち1番大きい風も出なくなり真ん中のポジションでしか風が出なくなりました。夏の間はエアコンの風が中位でちょうどよかったので気になりませんでしたが、冬になりいよいよ中位の風も出なくなってきたので寒くて仕方なく重い腰を上げて修理に取り掛かりました。

 

まず最初う疑ったのは、電気抵抗を変化させるレジスターと言う部品です。ネットで調べると楽天市場で販売していたので、早速注文し大晦日の本日届いたので夕方から交換してみました。

レジスターはブロワーの下に取り付いており、回転して取り外します。

レジスターを交換した後、風量テストしてみると不調は改善しなかったので原因はレジスターでは無いようです。

 

次に疑ったのは、風量切り替えスイッチです。

切り替えの真ん中で風が出るのでブロア本体は問題ないと考えました。

 

そして何とか風の出ている真ん中のポジションでも、レバーを動かすと風が止まるので接点が怪しいと考えました。

 

ここから分解作業

 

まずはダッシュボードを誤解して行きます。

ダッシュボードの下からカバーのプラッチックを外して行きます。

そしてラジオとスイッチを止めるネジを分解して行きます。

この作業で1番ポイントとなるのは、スイッチの取り外しです。まずスイッチを固定するネジを取り外す前に、コネクターを先に抜きます。

そしてスイッチ固定のネジを外しスイッチユニットを後ろへ抜き取ります。

スイッチユニットマイナスドライバーを使い分解して接点を確認すると、銅のサビがスイッチの接点を覆っていたので、先ずは手持ちのヤスリで大まかなサビを取り去りスイッチを組み付けました。

 

そしてダッシュボードへ取り付け、テストをしてみると今まで風が出なかった1番風量の大きいポジションから風が出たので、不調の原因を接点不良と断定し近くのホームセンターへ紙やすりと接点潤滑剤を買いに行きました。そして、紙やすりで接点の表面が銅色が出るまで磨き上げ、接点潤滑剤を吹き付けて再度組み上げました。

テストすると数年ぶりに3段階の風が普通に出てきます。

 

普通に風が出るって便利だなぁと改めて感じます。

 

作業時間は1時間にも満たないのですが、自分の車となると修理するのが億劫になりどうにもならなくなってから修理する羽目になっちゃいます。

 

新年は寒さに震え上がらずに、温風が出てくる軽トラに乗れるようになったのでよかったです。

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