KD01の設置場所決定と製作の開始
先週施主様の営む工務店へ下見に行って打ち合わせを行い、打ち合わせ用の図面を書いたので最終決定の為本日再訪問して設置場所や納入仕様を固めました。
1回目の打ち合わせでは炎がリビングから見えない方向へ設置するプランで話が進んでいましたが、やはり生活スペースから炎が見えた方が薪の追加タイミングや調理など、すべてに於いて便利なので煙突の取り出し方向の変更と伴に、設置方向も見直す事に決定です。
たぶん、この変更は絶対に良い意思決定だと思ってます。
丁度玄関を入った土間スペースの壁際に煙突が立ち上がって写真右側に向かって扉が付くので使いやすい感じに納まると想像します。
煙突はベランダに2.5Mのチムニーボックスを立ち上げるので、通常だと箱が出来上がった後上に登って4本連結した煙突をロープで引っ張り上げるのだけど、今回は工場から近い現場なので途中3面チムニーボックスを施工した段階で1日僕に時間を空けてもらって煙突を箱の中に設置を行い、その後に蓋をして仕上げるという工程を了承頂きました。
イメージになりますが、去年福島県で施工した方法と同一の工法になります。
高い箱の上に上がらずに煙突を固定できるので安全だし、煙突に傷をつける心配も激減するので非常に精神的負荷が軽くなります。
工場へ帰ってきて暫くすると、タイミングよく打ち合わせ現場に設置する鋼材が入荷してきました。
以前は部品を作りながら組み付けを行っていたので、時間の配分を上手く調整する事が難しく疲労感ばかりが募っていました。
今回は可能な限り内部パーツの下ごしらえを事前に完了させて、下ごしらえと組み付けを明確に分離する事で製造の負担感を軽減できるのか実験してみる事にします。
久しぶりのKD01製作なのですが、結構部品点数が多くてびっくりしてます。