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煙突工事を実施するも

 
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高知に到着した夜は移動と搬入の疲労感から8時過ぎには布団に入り早めに就寝を取ったので快調な目覚めでした。ぐっすり眠る事が出来て疲労を回復する事ができるって本当に幸せ。

まずは金具の固定位置をマーキングしてゆきます。

箱の中心を拾い出し、その位置を基準に下げ振りを下ろして煙突の中心を炉台まで写し取るのだけど今回は屋根高さが8M以上あるので途中まで下げ振りを下ろしてそれ以上下側はレーザー墨出し器を併用する作戦を採用。

こんな感じで床面から下げ振りの芯墨線を追いかける事で1本のセンターラインを確保しました。

今回は壁面固定金具の位置出しに型紙を作って下穴を開ける方法を試してみることに。

毎回、煙突固定金具を垂直平行に固定するのって難しいと感じていたのですよね。 そりゃ決して足場が良くない場所で重たいベースを片手に正確な位置を出すって困難な作業なのは自明。

だから、透明のトレーシングペーパーに個体金具の穴位置を写し取り、レーザー墨出し器の垂直線と合わせるだけで正確な位置を出せれば非常に正確なのでは?と思いついたので試に型をつくってみたのです。

型紙が段ボールでは無く、奥が見える透明ビニールを使用するのがミソで型紙を取り外すと固定金具の下穴が正確に空いています。

もうここまでくれば間違い様が無い状態なので、あとは金具をALCボードビスで固定すれば完了。

金具を固定するビスは色々試した結果、室内ではALCビスを使用してます。理由はネジの山が高いので木下地にしっかり効くのとコーチボルトより施工性が良いと感じるからです。

室内側の上部固定金具で煙突を固定すれば煙突の位置が確定するので室内の作業を優先して行い、化粧板を固定して足場板を取り外せば室内の作業は終了。

後は屋根上を納めると初日のゴールは目前なので気分も軽くなってきます。

そう思いながら屋根上に上がると、煙突箱の仕上がりが図面と異なるような光景を確認しました。

当方の要求は煙突箱の板金が箱の天井まで巻いて欲しいのだけど、なぜか天井より5CMほど板金が欠損しており防水紙で処理していました。

この状態の何が宜しくないかと言えば、金物を乗せても水切りが働かずに雨が箱の中に入ってしまうのです。 

いやー困った。

この現場は、工務店が三重県の業者で作業のパート毎に専門業者を三重県から呼んでくるので直ぐに修理できる状況でもありませんがとにかく相談してみる事に。

すると、現場を監督していた大工さんが三重県より手直しに来てくださると言ってくれたので屋根上は養生を行い翌日に備える事に。

こんな感じでビニールを巻き付けて夜露対策を行い翌日に備える事にしました。

私一人だと大工工事で修理が出来ないから非常に有難い応援です。

おまけに、現場付近には建材を販売しているホームセンターが皆無であり、もし必要になれば往復2時間以上かけて高知市のコーナンプロへ買い出しに行く必要が有るので感謝感激。

翌日に備えて煙突を炉台の上まで下ろし、ストーブ本体を台車から炉台へ移動して工事初日の作業は終了です。

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