ロケットストーブを納品してきました

 

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初めてのお客様

週末にロケットストーブをお客様の住む長野県へ納品に行ってきました。

基本形が完成し工場で1シーズンテストを繰り返し、自分の気付く範囲では納得のいく製品でしたが、それは自己評価であって製作者のバイアスが掛かりまくっているからアテにはなりません。

本当の評価は実際に使ってみたお客様の感想で下されるので、納品前日は緊張と不安感でそわそわしていました。 ロケットストーブをお買い上げ頂く初めてのお客様と言うだけで無く、ブログを読んでご注文頂いた初めてのブログ経由のお客様でもあります。

その様な状況でお客様の判断材料は私自身と製品の性能だけなので、結果がどうなろうとも素直に受け取り今後に活かそうと心に決めて長野県へお伺いしました。

出発前準備編

今回は、お客様のリフォームにあわせた納品スケジュールで、煙突の設置工事はオーナー様から地元の手作りストーブ作家さんへお願いする流れでした。

私の作業パートは納品のみですので、付属品等の忘れ物が無きよう入念に準備を行いました。 軽トラには電動ウインチを搭載した改造クレーンを載せて、雨に濡れないよう3重に防水し準備万端。

出発の時は、なにげ無く取り付けたクレーンですが、設置の時は無くてはならない道具だったので持って行って良かったです。

前泊

お客様の元へ朝一番に納品するので、納品前日に前泊しました。

松本市の素敵なゲストハウス「タビシロ」

姫路から約8時間運転したので、銭湯でゆっくりと身体を休め、晩ご飯を食べた後は談話室でゆっくりとくつろぎながら読書する事が出来ました

納品の朝

松本市内は、寒の戻りで前日は雪が降っていた事も有り道路脇には沢山雪が残っていました。

 

お客様のお部屋への搬入は、簡易クレーンが大活躍でした。 クレーンが無ければかなり苦戦していたでしょう。 こんなにブームを伸ばしても、アウトリガーがしっかりと働くので車体が傾くことも無く、ウインチの巻き上げもしっかりと機能を果たしてくれました。

そして、事前に室内まで下ろして頂いていた煙突と接続して設置の完了です。

使用レクチャー

お部屋にセットした後は、点火から巡航運転までしっかりと使用方法をレクチャーさせて頂きました。

薪ストーブは設置してからの運用方法にコツが有って、納品の時にしっかりとコツを伝えないと本当の性能を発揮させる事無く過ごしてしまう可能性があるので、じっくり時間をかけて説明しました。

薪ストーブの基本的な作動原理や、炎の調整などを実物を前に説明しました。言葉にすれば簡単だけど、知らない事は話を聞いただけでは理解出来ないので、実物と塗り絵で描いた説明図、そして実際の操作をmixする事で理解を深めて頂きました。

今後お客様にしっかりと使い込んで頂けるよう時間をかけて説明する事がとっても大切だと再確認しました。

点火の説明後、一旦巡航運転まで温度を上げる途中に、薪ストーブのオーブンでトーストをお昼に頂きました。 フランスパンに、ふき味噌とチーズを載せたとっても美味しいパンでした。

製品レビュー

お客様は単なる暖房器具では無く、山小屋の薪ストーブみたいに生活の中心となるような薪ストーブをお探しになられていました。

温度が上がり巡航運転にさしかかった頃、早速天板にお鍋やヤカンをのせて、食材を暖めました。

そして、点火してから約24時間連続で使ってみた感想をお伺いしてみました。

1)天板が大きくて、沢山お鍋が載るのが便利

2)オーブンで料理出来るのが便利、そして美味しい。

3)おき火からの再点火が簡単

4)一旦暖まると煙の発生が少ない

5)20畳強のお部屋が暖かい

6)洗濯物が良く乾く

7)薪の消費が少ない

お客様が事前に持っていた期待を越える便益を提供できた様で、気に入って頂き一安心です。復唱になりますが、炎を楽しむだけの暖房器具だけでなく、家の生活を支援する機能を気に入って下さりました。

 

そして、連続運転で気付いた苦手な事が1つ有ります。それは、さっと暖めてスグに消す事です。 本体全てが暖まり、緩やかに燃焼させる仕様なので、エアコンの様な使い方は苦手です。

 お客様に教えて頂いた事

お客様の考える一番の問題は薪の準備にまつわる労力低減でした。そして2番目は実用的な機能を備えていると言う事です。

 

今まで実際に使用して頂くお客様のニーズを具体的に聞くチャンスが無かったので、クライアントが求める具体的な機能に気付いていませんでした。 けれども、今回納品だけで無く有り難くも1泊させて頂いて使って見た感想や薪ストーブに期待する事などじっくりとお伺い出来たことが一番の収穫です。

納品したロケットストーブは自然を大切に、シンプルなライフスタイルを送っているクライアント様のお役に立てればと思いました。

 

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