リフォーム工事途中の古民家へ煙突の設置

リフォーム工事途中の古民家へ煙突設置工事を行いました。
本体設置は秋になのですが、リフォーム工事途中なので室内には養生ボードが敷き詰められて土足OKなので作業性が非常に良かったです。
この様にお客様のご都合に合わせて煙突設置工事と本体納品を別日に設置する事も喜んで対応させて頂きます。
金具の設置
今回は屋根が低いので、チムニーボックスの中に2か所固定金具を設置して煙突を保持する設計です。
上側に設置している金具は探せば売っているかも知れないんだけど、下側に使う良い感じの固定金具はどこにも売っていないので自作します。
こんな形状をしており、チムニーボックス内部で下向きに固定しても煙突固定金具の重量を面で受ける構造になっています。
どこかのメーカーで作ってくれないかな?
チムニーボックスの外寸からセンターを拾い出し、下げ振りを下ろして垂直をケイカル板に移して金具の通りを揃えます。
垂直に立ち上がっているチムニーボックスの内部で煙突を接続出来ないので、今回はあらかじめ接続した2本の煙突をロープで引っ張り上げ、約1M持ち上がった所で更に追加の煙突を接続してゆく手法で煙突を組み付けました。
煙突の垂直を確認して固定した後は、断熱材を敷き込み結露を防止します。
そして角フラッシングのベースを固定したところで、施主様が写真を撮影してくださいました。
この後はフラッシングのトップを載せて作業は終了です。
この住宅は偶然にも母屋から3尺ほど下屋が飛び出していたのでチムニーボックスを立ち上げる事が出来たので本当に良かったです。
屋根より3M離隔して、煙突長さも4.5M確保しているので風圧帯による煙の逆流対策もばっちりです。
現場では設計通り施工するだけなので、煙突設計が薪ストーブ設置の核心だと工事をする度に感じます。
時々DIYで煙突設置を行いたいのでどの様にプランニングすれば良いのかとご相談頂くのですが、現場を見ない事には正確な回答が出来ませんとお答えさせて頂いてます。
基本的な事を言えば、2重断熱煙突を使って、真っすぐ4M以上立ち上げ、風圧帯を避けると言う事になるんですが、設置場所の環境は千差万別でセオリー通り進める事ができる現場の方が少ないです。
その中でパズル的に最適解を探すのが設計なので、質問者様の状況に合致したご提案を導くには現地確認が必須だと思っています。
狭い場所でこそ軽トラが活躍します
今回の現場は狭い通路の先に駐車スペースが有る現場でした。
現場に近い場所へ道具を置く方が圧倒的に移動距離を削減できるのでなるべく作業エリアに近い場所への駐車を希望します。
そして、今回はまさに軽トラ1台がやっと通行できるような場所だったのでラッキーでした。
長距離の移動には不利だけど、この小ささが狭い場所でのアドバンテージとなるので魅力的です。
くさび足場で枠を作れば脚立も沢山運べるし汎用性が高いのが良い!
まとめ
今回はお昼ご飯もご馳走になり施主様には本当にお世話になりました。
来シーズンにはばっちり製品を仕上げて持参しますので、しばらくお待ち頂けたらと思います。