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島根県へKD01を納品

 
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10月から続いた納品ツアーも今回の現場で一旦は落ち着き、再度作り貯めのフェーズに入ります。 丁度1年前、2021年の12月に熊本へ納品した帰路の途中に下見に来たのが懐かしい。

現場の下見を行い、設置場所の確定をレーザーで行い大工さんに屋根を開口してもらう依頼を行いました。

4月の煙突設置工事では45度部分でバンドが外れて煙突が凹んで壊れてしまい、やり直しの為に高所作業車をリースしてもらって煙突を仕上げたのも良い思い出です。

 

設置場所には炉台と炉壁が仕上がっており、後は搬入を待つだけの状態。

今回はいつもと違う搬入方法を思いついたので試して見ました。 通常はクレーンのブームを回転させお部屋とトラックに渡しているラダーレールの上にストーブを置くのですが、その方法だとベストなトラックの停車位置を決定する作業に時間を費やしてしまうので

今回は本体を運搬場所のまま持ち上げて台車の車輪に足場板を噛ませクレーンを回転させず本体を平行移動するだけの搬入を行ってみた所非常に楽だったので今後はこの方法を使いたいです。

そうなると台車をジャッキなどで持ち上げる事が出来ればクレーンも不要になるので荷物が減るし一考の価値あり。

初期の頃は近所の友人5人を集めてきてくださいと施主様にお願いしたのも今となっては良い思い出です。

 

ガイナ塗装で仕上げた真っ白な炉壁を汚してしまうと取り返しがつかないので、安心のためにしっかりと養生してます。壁だけでなく、石で仕上げた炉台も本体を設置するまではブルシートで保護するし、とにかく傷をつけると後戻りできないので思いつく範囲でお部屋を保護するのが僕のスタイル。

 

床面も車輪がめり込まない様コンパネを敷いているし、炉台の段差は幅木を踏みつけて凹んでしまわない様に木で鉄板が浮き上がる状態にしてから炉台へ導きます。

これも初期の頃は炉台へ本体を移動させることにとても苦労した経験が活きてます。

 

後はレバーブロックで本体を吊り上げ、台車を抜いておおよその設置位置へ下ろせばお部屋への搬入は完了。

後は煙突を組み付けて吸気を接続すればOKなのでちょっと一安心。

 

今回も作業中は仕事に没頭していたので施主様が撮影して下さった写真を使っています。 毎回手元に集中しているので写真を撮影するタイミングを失念してしまうから近くで撮影して下さる事は本当に有難いです。

 

納品の作業中は日光がお部屋に差し込んで汗ばむくらいのポカポカ陽気だったので絶好の納品日和でした。天気が良ければ半分くらい成功したも同義なので落ち着いて作業に当たれたことが幸運だった。

 

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