ヒミエルストーブ

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島根県へKD01の設置完了

 
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本体を台車から下ろした後は煙突とバイパスを組み付けて設置場所を割り出します。

 

先ずは下げふりを下ろして大まかな設置場所を決定。

 

煙突を組み付けた後は上下の通りを下げふりで確認しながら正面が炉台と並行になる様に位置を微妙に調整しながら狙った場所で固定します。

この場所にはスライド部分が入るのだけど、目で見ただけではセンターの通りを確認することなど出来ないので地味だけど大切なパートですね。

 

この後スライドを接続するのですが、僕の作業を見るだけだと力加減が分からないので一応施主様にもスライド脱着を試して頂いて作業方法を共有させて頂いてます。

 

ここまで仕上がれば作業も終盤戦。 ドアと外気導入ダクトを取り付けます。

 

この様な感じで本体底面から床に開けた穴へダクトを接続します。

 

本体側のダクトをバンドで固定するはスペースが劇狭なので壁の養生は必須です。

そして設置が終了してから操作説明に入ります。

僕にとっては当たり前に感じる事であっても、ヒミエルストーブを初見のお客様にとっては何のことやら分からない指示をする事になるので結構入念に説明します。

とは言え、話を聞いただけじゃ忘れてしまう事も多いので後は実践で感覚を掴んで頂くのが一番の近道でしょうか。特にお掃除は納品後半年以上経過する場合も多いのでYouTubeにアップした動画を参考にして頂くと良いかと思います。

 

まだまだ暖かい陽気の中での操作説明だったので窓を開けて丁度良い位でした。

今回の現場はお部屋の断熱性能も高いので熾火になってからもホンワカした暖かさが約3時間継続したので真冬の実践投入が楽しみです。

施主様は機械の構造に強い方だったのでヒミエルストーブが採用してる構造とそこから得られる便益を理解して下さり僕も嬉しかったです。

手前味噌になっちゃうけど、暖房能力と燃費性能はこのジャンルでは一つのベンチマーク的な存在になる事を目指して製品開発を行っているので後は生活の中で使い込んで頂けると嬉しいな。

 

今回は設置後晩御飯をご馳走になり、その後神楽の公演にお誘いいただきました。

正直な所、日本に47年間住んでいますが正月に神社で巫女さんが鈴を持って舞っている姿以外実際に見たことが無いのでどんなものか想像すらつきませんでした。

初めての神楽公演をみた感想を言い表すと薄いワードになっちゃうけど「スゴイ」の一言です。古事記をモチーフに地域で神楽団が組織され各々の解釈で演出を作り上げる活動は、単に演劇を鑑賞すると言う表面的な物だけでは無く、人々の生活の中に古代の神話が息づいているんじゃないかと思いました。

少なくとも僕の住む関西圏で神楽や古事記の詳細な知識を持っている人に出会ったことなんて無いので、古き良き日本の伝統が脈々と受け継がれているのでしょうね。

 

そんな感じで、ストーブを納品するだけでなく日本の伝統文化を感じる事の出来た稀有な体験に感謝すると伴に、もう一度神楽団の公演を見に行きたいと思いました。

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