ヒミエルストーブ

 メルマガ登録はこちら

蓄熱ヒーターの製作過程

 
この記事を書いている人 - WRITER -

蓄熱ヒーターへの改造は歩みは遅くとも確実に前進させてます。

鉄の扱いには一応長い経験があるので問題無いのですが、レンガと目地を組み上げるという作業は門外漢なので作業速度が異常に遅いのが難点です。

誰でも最初は初心者なので仕方ないけど、左官工事の先生はyoutubeの動画のみなので大体最初に失敗しちゃいます。

まずは本体の側面をキレイさっぱりと切り取って開口しました。鉄とレンガは膨張率が異なるので間に緩衝材を取り付けるのは必須となります。では何で取り付ければ良いかと思うのだけど、僕はシンプルに耐熱性のあるシリコンを使いました。

 

本体の3面をキレイにカットしてお掃除したら、過去に改造した穴を塞いで準備の完了です。この写真を見るとヒミエルストーブは2重構造になっていると良く分かるのでは無いでしょうか。 よくお客様より本体の側面に窓ガラスの設置を相談されるのですが、2重構造なので不可能なのです。

また、無理に取り付けるとエアーカーテンを設置する事が出来ないのであっという間に煤で真っ黒に曇ってしまい、窓を設置して炎を見たいと言う当初のご希望が叶えられなくなるのでお断りさせて頂いてます。

あとは本体の設置場所を適当に選び、先ずはフロアの水平を出した後、ストーブの周囲にレンガを組み上げて行きました。最初の2段目までは目地をいれて積んでいたのですが、間違えて組み上げていたことに気づいてからはレンガだけを先に仮組してみる事にしました。

蓄熱ヒーターの先輩から「目地は絶対に繋げちゃ駄目だよ」と教わったのを思い出し。継ぎ目が重ならない様に組み上げようとすると変則的な寸法が沢山必要になったのでとりあえずブランクにしておきました。

あとレンガカッターで切ると時間を沢山浪費するばかりか、粉塵も沢山発生するのでレンガ用タガネを買ったので次回試して見ます。

 

鉄のストーブと蓄熱ヒーターの間には製造ノウハウが全く異なるので大きな壁が存在していると感じるのだけど、レンガを積み上げる作業も回数をこなせば必ず技術は上達すると信じ、今回の実験は美観は二の次にしてとにかく完成させることを主たる目的に手を進めて行こうと思っています。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© himiel stove , 2023 All Rights Reserved.