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レンガ用のスライドカッター製作

 
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去年から今シーズンの寒い間に蓄熱ヒーターを作りたいと言いながら修行に行ったりKD01を作ったり等で時間を浪費してしまい気づけばもう2月。

来月の後半には春がやって来るので急いで準備に取り掛かりました。 蓄熱ヒーターを作りのであれば大量のレンガをカットする必要に迫られるし、縦方向を一度にカット出来れば大幅な時短が可能になるのでスライドカッターを自作してみました。

元々の原案は韓国へストーブの視察に行った時に見かけたので、その時のイメージを僕なりにコピーしました。ネットで検索すると専用の切断機械は販売されており価格は軽く10万を超えていました。そりゃ数が出る物でも無いから量産効果なんて効きっこないだろうからその位のプライスタグなのも納得だけど、僕みたいなホビーユースにはハードルが高すぎて手が出ません。

年末からモノタロウで車輪を買ったり、近所のコーナンで水コックを買ったりして準備が整ったので2月に入って製作を開始。部品代は合計で約3000円。 理想的なDIYだな。

水を掛けながらカットしないと粉塵が物凄いので湿式での運用は必須です。100Vが有れば水道がない場所でも使える様ペール缶を利用した給水にしてます。

カバーに穴を開け、6㎜の丸棒にステンレスの針金を巻き付けチューブホルダーを作りピアスビスで固定しました。

 

あとはペール缶を保持する支えを適当に作れば完成です。レールを前後に移動すれば簡単にレンガを大量にカットできるので非常に便利。

もうサンダーを使い手で1つ1つカットする状態に戻る事が出来なくなりました。

 

製作に着手した時点では。アングルの上で車輪がついた台が前後に移動すると言う漠然としたイメージは持っていたけど詳細な部分までは全く思いつきませんでした。

なので最初は本体の枠を雑材で作る所から始めて、レールを作り、車輪付きの台を完成させてからダイヤモンドカッターが水平になる位置を狙い本体の高さを決めて行くと言う逐次的構築作戦で今回完成まで到達する事が出来ました。

 

なにが良いたいかと言えば、未経験のタスクは前提となる知識が無いので、いくら考えても作業は一向に前進しないばかりか時間ばかり浪費して何をやっているのか全く分からないまま1日を過ごす事が多くなりがちです。なのでとりあえず目星をつけて仮組を行い修正を前提として進むべき方向性をサーチして行くのが最も効率的な開発方法だと改めて実感しました。

 

試作を作り直すと言う行為は精神的に勿体ない回り道の様に感じるけど、未経験の分野ではどうしてもロスが出るのは仕方ないと割り切り、前進と後退を繰り返しながら徐々に勘を身に着けるべきですね。

その様な考えは、スライドカッター製作だけでなく目地材探しにも生かし実験を行ってみました。

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