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ストーブ展示場所の製作

 
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今の工場で薪ストーブを作り始めて12年、単に鉄鋼仕事をする場所だし来客も年に数件なのでストーブを展示する場所の必要性を感じなかったのですがちょうど仕事の切れ間で時間に余裕があるから休憩するスペースを兼ねた展示場所作ろうと思い立ちました。


弊社のお客様はDIY指数の高い方がおおく居られ、家の基礎コンクリートから友人を集めて打設を行い家一軒を建築してしまう方や、戦前の古民家を半分自分で解体しセルフビルドで立て直す方など本当に素人の領域を超えた方々がたくさんおられます。
私も皆様の仕事を見るだけで満足していたのですが、横目で見るだけは簡単そうに見えるので軽い気持ちで始めて見ると知らないことばかりに直面し作業速度が亀の歩みです。

去年作った中2階の下半分約三坪のスペースに私の休憩室を兼用したストーブ部屋を作ります。

ただ単にコンパネで間仕切りを追加して、床を適当に仕上げれば簡単に終わるだろうと思っていたけども実際にやってみると簡単ではありません。

まず最初に行ったのは波板の内側にある空間へ断熱材を充填。
薪ストーブに使うサーモグラフィーで西側の波板温度を測定してみると、西日がよく当たる15時で温度は約50度。そのような場所を無断熱で仕上げるほど私の心は屈強ではないのでホームセンターで断熱材を買い込み、断熱材を固定する胴縁を追加しタッカーで固定。

確か10年前に下屋を張り替えたときに使ったハンマータッカーを買った記憶は有るのだけど、保管場所が分からないので不足する木下地と一緒に買い出しに行ったりするとあっという間に半日ほど時間をロスしちゃう。

それでも施工後サーモカメラで確認すると、波板むき出しの所は50度ですが断熱材の表面は概況と同じ37度を指していたので断熱材の効果があると目視できるのが嬉しい。

壁を仕上げる前に、床を作った方が楽かな?と思い床を作る事に決定。
全て土間でも良かったのだけど、冬は-2度位まで冷え込むのでストーブを設置する場所は土間で休憩スペースの4畳を床にする事に。

何となく決めた事なので、使い勝手が悪ければまた作り直せばよいかと軽い気持ちで着手。

土間から天井まで2400mmなので、なるべく床の高さを抑えて天井を高く保ちたいので今回は金具を使って床のレベルを出してみた。

近所のコーナンに売ってたのでとりあえず試してみると、結構便利。

使いやすい金物を利用すれば僕みたいな素人でもいい感じに仕上げる事が出来る様になっているのですね。

床下地をくみ上げ、対角を確認した後仮止めを行い、レーザー墨出し器で全体の高さを調節しネジロック剤で寸切りを固定した後にスタイロフォームの受け金具をセットして行きます。

何ミリのスタイロフォームが良いのか知識は全く無いけど、分厚い方が良いと思ったので根太受け金具のネジを避けて設置できる40㎜をセレクト。

カッターで切ると端面が斜めになって寸法が出ないから、丸ノコでカットして作業は終了です。

手を動かすよりどうしようかと考える時間の方が長いので進捗は遅いけれども確実に前進しているので良しとします!

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