会場を見学して得る気づき

初日の設営が無事に終了し11時に開場すると、お客様がそれぞれのエリアへ移動して行くのですが始まったばかりの時間は人影は少ないけど参加ブースのサウナはバッチリ仕上がっていると言う絶好の会場を見学できる時間。

逆にこの時間を逃せばスタッフが忙しくなるのでイベント終了間際を狙うしかないのだけど、水風呂が汚れているので朝の時間を狙うのが正解。

私自身サウナと言う物は自社でDIY施工した物を含め3か所しか知らないし、今は流行りの薪ストーブで楽しむテントサウナと言う物を経験したことが無いので我々の写真撮影を担っているデザイナーの方と一緒に開場を回りながら気になるブースを試して見る事に。

まず最初はサバス。

地元姫路で運航している神姫バスカラーに親近感が湧いてくるので先ずはこれからスタート。

このバスは降車ボタンを押すとロウリュウが行えると言う仕掛けが備わってました。

そして最後に入ったのはこちら。

どのバスも座面やストーブの位置が異なっており、それぞれ個性があると言う事がわかりました。

サバスが3台も集まって、乗り比べできる機会なんてないとの事なので貴重な経験。

全てとは言えないけど、発生した熱を有効に利用する為に人が座る座面を天井付近まで上げてなるべく熱い場所に座る様設計していたのが印象的です。

私の展示スペースは天井が高く、床から1Mの位置に座ると暖かく無かったのは着座位置が低いの理由だと明確に判明。

サバスのレイアウトを真似して次はもっと高い位置に座る様改善する事を決意。

テントサウナにバレルサウナ、軽トラの荷台に乗せるタイプに、ハイエースにビルトインされている物まで多種多様な施設を試して見たところ、多くの施設はストーブの輻射熱が強力で長居出来ませんでした。

ストーブとの距離が近いと、ストーブが小さくても輻射熱を痛いと感じるし、ロウリュウすると自分が蒸し野菜になった気分になれるくらい高温の水蒸気が頭部を包み込むので心地よさを感じる前に我慢を先に感じてしまいます。

そしてわがブースの感想。

僕が褒めると手前味噌になるのですが、本当に秀逸な温浴環境を作り出しています。

仮設サウナだけど、施設と言っても言い過ぎでない位蓄熱ストーブの良い部分を来場者の皆様へ提供出来ていました。

鋼板製の薪ストーブと異なり、緩やかな輻射熱に包み込まれ時間の経過と伴に温度がマイルドに変化して行くので自分の好きな環境を選べば長時間入浴を楽しむことが出来るだけでなく、ロウリュウで発生する蒸気を存分に楽しめました。

また、岡山県の久米屋さんが持ってきてくれた、土倉の壁土を再利用して作った土ブロックのベンチが程よくストーブの熱を蓄熱するので目を閉じれば施設と一緒の感覚に。

こればかりは実際に経験してみないと分からないと思いますが、多くの参加者さんが「とても良いので是非とも試して見るべきとお勧めされた」とのコメントをお話されていたことが全てを物語っていると思います。

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