展示スペースに設置した蓄熱ストーブの初テスト

7月からスタートした展示スペースの制作は、なんとか内装下地の完成まで到達したので初めて火入れしてみた。

ストーブ自体のテストは完了しているので、設置した煙突での燃焼や、壁の遮熱の確認です。

テストの日はまだまだ残暑が厳しい時だったので、ドアや窓を全て開放して厳かに火入れ。

とはいえ、サウナ利用で燃焼室に残り保存していた炭を炊き付けの下に置き、着火と同時にブロアーで空気を送ると一気に火が付くので蓄熱ストーブの点火は結構豪快。

煙突を4M以上の長さで設置したからドラフトはバッチリで、理想的な燃焼でした。

今まで工場で煙突を建物の中へ開放していたので、初めてのちゃんとした煙突を自社で経験するのだけど煙がお部屋に充満しないって本当に素敵。

これが冬だったら炎を眺めてコーヒーでも飲みながらぼーっとするのだけど、室内の気温が40度を超えているので長時間眺めるのが厳しい。

1時間程度火入れしたところで、お客様が打ち合わせにお越しになったので2時間程度薪を追加せず放置していたけど本体からしっかりと輻射熱が放出されているのが蓄熱式の特徴。

そして、そこから1時間程度追い炊きをして熱を溜めてサウナ利用を試してみる事に。

時刻は7時前になり、辺りはすっかりと暗くなって炎の灯りがより鮮明に見えてくる頃に準備は完了

暖房利用の性能は十分にあるのだけど、サウナ利用ではどのような感じになるのか期待と不安を抱えながらの初回テストを行ったところストーブの性能はでているけどお部屋の構造に問題があって改善が必要なことが判明。

まず第一に、コンクリートの上に床を作ってるのですが、床下とお部屋に大きな開口部があって床下の冷気が猛烈にお部屋へ流れ込み暖かさを維持できなかった。

そして、暖気は天井付近に集まるので、床から1Mくらいの場所に座ると暑さがちょっと足らないとので、天井付近に頭が来るようにパイプ椅子と足場板を利用すると丁度いい感じになりました。

要は展示スペースを兼ねて屋根を高くしたら、サウナ利用には不向きだといことと判断。

これはどうしようも出来ないから、着座位置の変更やお部屋の仕切り追加などで改善すればなんとかなるでしょう。

とにかく、ストーブ自体は問題なく稼働したので1回目のテストは大成功です。

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