グラミンカ佐用へ設置の下見にゆく

ここ最近は蓄熱ストーブのトピックばかりブログに書いていましたが、今週はなぜか5件も見学や現地調査が重なりほとんど外に出歩いてました。

そのうちの1件に、兵庫県佐用町にある廃村にある6件の古民家をリノベーションして宿泊業を営んでいらっしゃる(㈱グラミンカさんよりロビーに使用しているセンターハウスへ薪ストーブ導入の相談を頂きましたので現地調査へ。

私自身夕方のTVでグラミンカさんの活動を見たことがあったので古民家を活用した宿泊業を営んでいると知っていたのですが、まさか先方から工場へお越しになるとはびっくり。

なぜヒミエルストーブへお越しくださったのかストレートに質問すると、グーグルで近所の薪ストーブを検索し写真を見てビビッと来たそうな。

当初の方針は茅葺屋根の棟に近い場所にチムニーボックスを付けて、まっすぐ屋根出しを施工する方向でお話を進め兵庫県の西部で高い技術を誇る工務店の社長さんへ現場に立ち会って頂くお願いをして現地調査の準備を開始。

ところが詳細な部分を確認すると9月25日が見積もり作成の期限という事が判明。

そうすると工務店さんが現場を確認し、大工さんが屋根板金の一部をめくって骨組みを確認したあと板金屋さんが屋根仕舞を考える必要が有るのでどうやっても時間が間に合わない。

古民家のほぼ中央に設置するので、屋根から煙突を出さないと薪ストーブを設置することなど不可能だしどうした物か?と思案していると4年前に富山でにキャンセルになった古民家案件を思い出しました。

そして、今回と事情は違うけど屋根抜きが不可能だったから海外製の煙突排気ファンを試しに購入したあとに案件がなくなったので棚に保管している電動排気ファンを活用すれば屋根を抜かずにストーブを設置できるのでは?と閃いた。

施主様にも排気ファンを利用したプランを提案してみると、メリットが大きいと判断されたので現地を訪問して調査する事に。

古民家の中は外観から想像できない仕上げにびっくり。

社長様を含めボランティアが半年間住み込みで仕上げたようには見えない空間です。

そして、ロビーの真ん中へストーブを設置して煙突を屋根と壁の境目辺りから抜きたいと言う考えて現地の寸法を測定して第一回の現地調査は終了。

3Dスキャンの画像なので不明瞭だけど、こんなイメージで設置する予定。

はたして、結果がどうなるのか今から楽しみだ。

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