グラミンカへ赴き煙突貫通部分を大工さんと調査

今回は茅葺屋根を貫く屋根出しでは無く、ロビーの中央へストーブを設置して換気扇で排煙する方式を採用しました。

そこで問題になるのが煙突を貫通する場所探し。

茅が乗っている屋根を抜くのではなく、土壁の上端辺りを狙って煙突の貫通を設置したいのだけど実際にトタン屋根を取り外して垂木や桁の現状を確認しなくては施工の判断が出来ないので大工さんと一緒に現地調査に赴きました。

大工さんが波板の一部を取り外して内部構造を確認している間、私はタブレットで現地のスキャンを行って3D図を作り欲しい画角でスクショ→寸法の記入。

現状のスケッチが不要だし、必要な寸法をもれなく記入できるから非常に便利な手法。

データの撮影だけならスマホの方が持ち運びが楽なのだけど、寸法の測定を行い記入するのはタブレットがダントツに便利なのでいつも現場には持ち歩いている心強い相棒。 しかし、ずっと持ち歩いているからキーボート一体型のカバーが劣化してきたのでそろそろ更新時期なのかも?

設置希望場所と、煙突の割り付けから貫通部分を施工してほしいおおよその場所を割り出し、大工さんに施工が可能か確認の後取り付け場所を確定。

この場所に貫通シャフトを取り付けます。

そして、本体はロビーの中央になり約6M横引きして排煙する計画。

そして煙突の下調べが終わったら、工場に帰って排気ファンの燃焼確認を実施。

私自身電動排気ファンを使用して薪ストーブを設置した経験が無いので、どのような燃焼なのか前もって調べないと不具合の対応が出来ないので必須の作業。

ただし、薪を燃やすと煙が邪魔だから灰受けに貯めている炭を使ってテストをしてみると6段階の4段階目くらいでも十分強力なドラフトが発生していたので一安心。

排気ファンの吸い込む力って想像以上に強力だったのでちょっとビックリでした。

すべての現地調査とテストを終えたら、納入仕様書の図面を書きそれに対応したお見積もりを送信して私の仕事はとりあえず終了。

あとはお客様からのお返事を待って今後の展開を考えて行ければと思ってます。

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