長いチムニーボックスへ煙突を設置
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今月に製作を始めたKD01を納品する日がやって来ました。
初日は煙突の設置です。
玄関スペースを改装した広い土間スペースへストーブ本体を設置して、今回は真上にあるバルコニーへ2.5Mのチムニーボックスを立ち上げる設計を行いました。
バルコニーの床面から3M以上煙突が上方向へ伸びるので煙突単体で重量を支える事が出来ないし、防水のFRPを床面から約30㎝立ち上げて頂けるので可能な限り箱を長く施工して頂きました。
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ただし、これだけの高さになると脚立での作業は姿勢を崩すと落下事故の危険も有るので周囲に足場を準備して頂きました。煙突固定金具の設置くらいまでなら何とか脚立で施工できるのだけど、大きな角フラッシングを安全な姿勢で施工する事が困難なのでとても安全に作業する事が出来ました。
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煙突固定金具を所定の位置へ固定を行い、煙突が貫通する中心へ下げふりを下ろしてセンターを決定します。箱が微妙に倒れている場合や箱の外寸と中の寸法がずれている場合も有るので、チムニーボックスの外寸を基準にセンターを決めたら後は下側の金具を固定です。
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今回は4本の煙突を連結して持ち上げる作業だったので少し重たかったです。事前に煙突へ巻き付けた金具を煙突保持金具へ乗せてエイやっと上に引っ張り上げました。
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あとは固定した煙突を基準にフラッシング固定金具を固定して、断熱材を敷きこめばおおよその作業は終了です。
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室内側も固定金具を締め付け、化粧板を取り付ければ煙突の設置は無事に終了です。
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煙突が予定していた位置に収まり、無事煙突の設置が終了。
と思っていたのですが、私が痛恨のミスを犯してしまいこの後2時間ほど残業を行って何とか作業を終了する事が出来ました。