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操作説明と外気導入について

 
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無事に本体を設置した翌日、ご家族や会社の従業員の方がお集まりいただき操作説明を行いました。

 

よくあるパターンなのですが、旦那様に説明しても昼間はお仕事に出られている方が多いので日常で使用されるのは奥様となりまして、最初は取り扱いに苦戦するも1シーズンを終えるころには使い慣れてお料理や洗濯物の乾燥などに活用頂ける事が多いです。

 

なので今回も旦那様へは前日の本体設置日におおよその概略説明を終え、主たる使用者になるであろう奥様へ説明を聞いて頂きました。

 

説明自体は忘れても思い出せるようにPDFにまとめているので、とにかく使ってみて、疑問に思う事があれば質問して頂ければ学びの速度が速いかと思います。

 

初めての体験

今回設置した住宅はかなり気密の高い家に、煙排出用の換気扇を追加した環境でした。

そして換気扇が回っている状態でストーブの扉を開けると、煙突を伝って外気を引き込んでいる風を感じました。どの様な感じかと言えば、ストーブのドアを開けると冷たい風がスーッと手元に吹き込んで来ます。換気扇の負圧が強く、煙突のトップから外気を強力に吸い込んでいたのでしょうね。

そんな状況でいつもの様に焚き付けを行うと、煙が煙突に流れて行かず炎も本体奥側へ立ち上がらずお部屋側へ逆流するでは有りませんか。

気密の高い住宅で換気扇を回すと、煙が逆流すると知識では知っていましたが、炎がお部屋の方に向かい流れて来ると言ういつもとは逆の光景を実際にみると換気扇の生み出す負圧は強力だと実感しました。

お客様へは、点火時は換気扇をOFFにするか、窓を開けてお部屋の圧力が負圧にならない運用をお願いして後は順調に炎を大きくして行きます。

 

多分だけど、今回の炎逆流現象の体験は今後の設置に活きてくると思ってます。

 

外気導入

 

今回は玄関の土間へ設置するので外気導入は本体側面に準備して頂きました。 本体の背面は横引きのドアが有るので一番近くに設置できる場所へφ150㎜のシャッター付きガラリを設置して頂きました。

ストーブの吸気量程度なら問題無く吸気できますが、換気扇が全開で回転すると空気の量が不足するようですね。

 

 

今回は煙突の総延長が6M近いのでドラフトの力も強く、強力な吸気力が発生するので火力調節がとても簡単です。

2年前にご注文頂き、実際にお話が動き出したのは1か月前だったのでスケジュールがタイトだったけれど振り返ってみると良い感じに納める事が出来たので今回も良い経験に感謝しかございません。

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