ヒミエルストーブ

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煙を熱に変える最新技術

 
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今回もYouTubeにアップロードした動画の解説になります。

丁度今は制作の切れ目で自由な時間を捻出できるから、新たなタスクにチャレンジしています。

今回の動画の内容は、ヒミエルストーブの焚き付け行った時に、点火6分後から煙がほぼ消えて、煙状態で燃焼する無編集の映像となぜそれが可能になるのかと言うカットモデルを使った説明になっています。

この動画を撮影したきっかけは、昨夜、能登半島で被災したにもかかわらず、幸運にも自宅や会社が無事であった合同会社ニトクラフトのモーリーくん(@yusukemori87)と電話をしていました。

彼はいろいろ情報発信しているのですが、去年から温水機能付きマキストーブを中国で製造して販売しています。そして私がYouTubeショートにアップロードした、点火後6分で煙が消失する薪ストーブについて驚くと伴に、どのような構造になっているのか私の工場へ来た時に見せてもらう事ってできますか?と質問されたのでOKですって答えました。

しかし、恐らくだけど彼の現状を見る限り私の工場に来る事ができるのは遥か遠い未来だと思うのでとりあえず動画を撮るので見てもらおうと思った次第です。

焚き付けの実態

まずは焚き付けの実態を見てもらうために、冷めきった状態からSD01に点火しました。

今回使用した焚き付けは、手元にあったアベマキを使用したので火の立ち上がりが針葉樹に比べて遅かったけど、いつも通り6分もすればほぼ煙が消失しました。動画自体は対して興味を引く内容ではないのでスキップして良いと思いますが、時間改ざん防止のためにカットなしで撮影してます。

まず前提条件として、炎の大きさに応じた太さの薪を準備すると言うことがとても大事になります。たとえ囲炉裏でも熱量の大きさに応じた太さの薪を投入すると煙の発生が少ないように、炎の大きさを注意深く観察しながら適切な燃料投入することが効率の良い運用の秘訣となります。

後は普通に焚き付けを組みつけて、転換をすればきれいな燃焼がスタートします。なぜこのようなことが可能なのかと言えば、答えを明快で発生した熱を1カ所に集中することにより、理想的な燃焼状態を作作り出しています。

例えるならばタライに入った水があるとすれば、ヒミエルストーブはホースに集中するようなものであり、一般のストーブは広い水路に水を流すようなものと一緒です。

その辺の構造をシンプルに作ることにより、長寿命と性能の両立を果たしています。

内部構造の公開

そして今回動画を撮影した理由である内部構造もストーブのカットモデルを使用して大公開。別段形状に特別なとこがあるわけでもなく、世の中に公開されている一般的な形状を採用しています。

人が見れば、何か特別なことが装置の中に盛り込まれているかと思われるかもしれないけどそんなことは一切なく、オーソドックスでシンプルな形状をしています。

ストーブ内部の形状も大切ですが、とかく製作者と言うものはストーブ単体だけを見て物事を考えがちだけども、私の考えでは煙突も含めたトータルへのセットアップが必須なので、本体だけを追求しても片手落ちだと言うのが私の認識です。

まとめ

まず最初にはっきりさせておきたいのが、煙が出ないわけでなく、煙が出ないように運用しているだけなので、どのようなストーブであってもユーザが適切な燃焼をコントロールすることにより、近似した状態を作る事は可能です。

私も薪を割るのが面倒で太いものを投入する時がありますか、その時は大量に煙が発生します。

いくら煙が出ても良い環境で、煙突掃除の回数も厭わなく、ふんだんにあるのであれば、このような操作は不要ですけど、せっかく1年以上乾燥さして作った薪を燃やすのであれば、なるべく完全に熱へ変換して利用したいと思うのが私の考えです。

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