あちゃー、梅干しにカビが生えてしまった時の対処方法
梅干し作りで一番の天敵、カビが浮き上がって発生しちゃった
梅雨も明けて土用干しの季節になりました。今年の梅干し作りは10年ぶりの失敗です。
梅酢が上がって来るまで、ホコリよけに巻いていたラップを面倒だったのでそのまま放置していました。
赤紫蘇を漬け込み、雨が続く梅雨時期に樽の中を確認すると、カビは発生していませんがラップに水分が結露していました。
水分だけなら問題無いかと思って放置していた事が、こんな事になるなんて。
赤紫蘇投入後、しばらく見ない間に成長していた黒カビ
6月に赤紫蘇を投入して、数回カビの確認をした所全く問題無かったので、梅雨も空けて天気予報で晴天が続きそうな今日、土用干しをしました。
約1月ぶりに樽の蓋をあけると。そこには・・・
キクラゲみたいに大きく成長した黒カビの塊が!
どうやら、横着して取り忘れたラップの結露と、梅酢から少し出ていた赤紫蘇が良い感じでカビのゆりかごになったようです。
幸い梅酢の中までカビは進行しておらず、梅酢の表面に浮いている状態だったのでこのまま手を加えて完成まで持って行こうと思います
10年前近所のおばちゃんに教えてもらった技
ネットで検索しても、同じ方法がヒットするのでポピュラーな方法なのかも知れません。
当時も今回と同じようにカビが発生してしまって、廃棄するしかないのかと落ち込んでいる時に、近所のおばちゃんに「梅は干す、梅酢は煮沸して濾過したらええんやで」と教えてもらい実行すると問題無く完成したことを思い出しました。
カビが発生した梅酢は良くないとの意見もあるので、去年漬けた梅酢を再利用しようかと思います。
梅干し救出方法
1)表面に浮かんだカビを捨てる
2)梅を焼酎で殺菌して、土用干しする
3)梅酢は鍋でグツグツ煮込み、ペーパータオルで濾過
4)土用干しした梅を梅酢に戻す
以上4つの作業で10年前はカビから救出できました。
今日は(3)までの作業です。
まとめ
小さなミスが大きなしっぺ返しとなって返ってきました。
こまめにカビのチェックをして入ればこんな事にはなりません。
何年も失敗しなかったので、慢心していました。
慣れと、慢心は怖いです。
そして、今年も秋に新作の梅干しが出来上がると良いなー