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畑仕事は、知っているだけと実際は大違い

 
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今年の春から工場の近所に借りて始めた畑の作物は順調に育っており、夏の収穫が待ち遠しいです。

昨日の大雨で畑の大部分が冠水してしまい、泥に埋まって全滅かと心配していましたが今日確認に行くと全くの杞憂で何の問題も有りませんでした。

今は作物が育つにつれて色々な虫が葉を狙い集まって来るので対策に追われてます。

今まで人から話には聞いていたけど、実際に自分が植えて初めて虫の脅威を実感できると伴に対策も真剣に考える様になりました。若葉の頃は小さなバッタが大量発生して葉を食べ散らかしていたのですが、今はアブラムシと青虫が発生している事が当面の課題です。

youtubeで得た知識を使いアブラムシには、片栗粉と少量の洗剤を混ぜた水溶液を作りハンドスプレーで噴霧する事で窒息を狙います。青虫へは地道に葉っぱの裏側を1枚づつ確認して除去しました。

スーパーで購入すれば数百円の食材と言う認識しかなかったけれど、いざ実際に自分で作って見ると実をつける前に多くの手間と労力が投入されていると実感するので、知識の上だけの想像とは大きく異なります。

 

私は菜園初経験なのですが、土壌と気候が食べ物を育むって新鮮な感覚です。今まで工場で人がプロセスを制御する事により生産物を作っていたのと真逆な、人がコントロール出来ない部分に寄り添って恵みを頂く環境がとても面白く感じます。

不思議と土を素手で触って過ごせば、なんだか気分も良くなるし身体はとても疲れるので夜は熟睡できると良い事ばかり。30代前半は何の趣味も無く、休日になればお昼まで寝て夕方から深夜までお酒を飲みながらTVを見ていた頃の自分と比べられない位有意義な時間を過ごしていると実感します。

 

ウチの畑は粘土質が多くて雨が降るとカチコチに固まってしまうので土壌改良に挑戦しようと思い、今日バークたい肥と米ぬかを混ぜ合わせウエタラボの微生物資材を水で溶いて振りかける事でぼかしたい肥を作ってみました。

YouTubeや本で微生物資材を使ったたい肥作の作り方は何度も見たけど、やっぱり実際に作って見ないと感覚や適正な分量が分からないので、間違えても良いから一歩前へ歩みを進めて経験値を得る事が大切だと改めて認識です。

有機たい肥作りはお味噌つくりに使う米麴つくりと感覚が似ているので、なんとなくプロセスを想像しながら仕込む事が出来ますが全くの初心者だったら手順を戸惑っていたと思うので無駄な経験なんて無いのですね。

このまま夏の収穫まで育てて秋になれば、ライスセンターからもみ殻を貰ってもみ殻燻炭を作り本格的な土壌改良を実験して土作りの経験を積んで行こうと思っています。

 

畑仕事は薪ストーブには全く関係のない作業だけど、1つの事だけに集中してすべての時間を費やすより豊かな色どりを与えてくれる大切な1コマだと思えるのでこれからも継続して行きます。

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