ヒミエルストーブ

 メルマガ登録はこちら

工場の整理を思い立つ

 
この記事を書いている人 - WRITER -

10月は出張続きで工場で過ごす時間も少なく、夏以降は納期に追われてストーブを作る事に忙殺されていました。

タスクを処理する事ばかりに意識が向く中で、増える道具や部品の定位置を決める事も無く仮置きを繰り返す事が半年も経過した僕の工場はゴミ屋敷寸前の有様。

 

べつに古い建物でも全く苦にならないのですが、乱雑で部品が散乱する空間を自分が作っている事に我慢できなくなり遂にお掃除の神が僕の上に降臨しました。

 

とは言え、あまりにも広大なスペースを余す事なく散らかしてしまっているのでどこから手を付けて良いのか全く分からないまま数日が過ぎました。最初からボスキャラを倒そうと思ってもお掃除初心者の僕には少々荷が重たいと判断したので先ずは雑魚の敵で身体を温めるが如く、終業時は机の上に一切物を置かないと決め狭い範囲に絞り込んで僕のお掃除ライフが静かにスタートしました。

 

しばらくの間実践する事で机の上だけは綺麗な状態を保てるようになった僕は、入口シャッター脇の乱雑に部材が散乱しているスペースがどうしても放置できなくなったので整理整頓に着手しました。

なんじゃこりゃ?っというくらい汚い写真が恥ずかしい。

先ずは仮置きしていた脚立や木材を正規の位置に移動し、納品の時に使う木片や足場を組み付けて収納の感じを確認しました。 

ここで得た教訓は、収納初心者は最初から高いハードルを設定してしまい一番大切な日々の積み重ねを疎かにしがちなので、現状よりネジ1本綺麗に整理しただけでOKってな位ハードルを下げてあげないと楽しく続ける事が出来ません。

 

スッキリとした収納の実践経験がないくせに、ネットで見るような仕上がりを求めちゃうと手が動かなくなるので先ずは一旦仮で収納を作り仕上がりを見ながら次に進む方向を決めるくらいで丁度よい。

最初は単管足場で収納を作っただけで満足していたけど、鉄板収納台車も最近はコンパネを保管しているので現状の大きさは不要と判断。

 

コンパクトサイズにリメイクして占有スペースを削減

 

最後は足場の上にパレットも保管出来る様にしてとりあえずこの場所はこの状態で暫く様子を見る事にします。

いままでも、お客様や加工屋さんで整理整頓がしっかりしている工場を見る度にすてきだな~って思っていましたが、思うだけで実践していませんでした。

 

これってブログを書きながら「明日からダイエットします」と宣言するのと一緒で問題を先送りしているだけで一歩も前に進んでいないのと同義だと気づきました。

 

今までは美観を保つことにまで意識を向ける余裕が無かったけど、決意を忘れる事が内容にコンパネへ墨汁で標語を書いて一番目立つ場所へ立てかけたのでこれからも1日10分で良いから継続出来る様にしてゆきます。

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© himiel stove , 2022 All Rights Reserved.