ヒミエルストーブ

 メルマガ登録はこちら

良い仕事は良い環境からを目指して

 
この記事を書いている人 - WRITER -

今年は珍しく製作のバックオーダーも順調に処理出来て時間と精神的な余裕が生まれたので先週から工場の整理整頓に着手しました。

忙しくなると心の片隅ではキレイに整頓したいと思いながらも、焦る気持ちが実作業にフォーカスしてしまうのでどうしても後回しになってしまいます。

そしていつの間にか仮置きのつもりでちょい置きした資材の上に資材を重ね置きする様になってしまい、必要な道具を探す事に時間を費やしたり、部品を重複して購入たりと無駄でしかない負のスパイラルに自らハマっておりました。

ちょっと検索すればお片付けのコンサルをしてくれるプロの方がいらっしゃると知ったので、手っ取り早くお願いしようかと一瞬考えたのだけど他力本願で誰かの目線を気にして作業するよりも間違っても良いから自分の考えで動こうと思いまず最初は一番場所を占有していた鋼材ラックを改良しました。

元はこの様な感じで自作のラックを使っていたのですが、そもそも沢山在庫を持つ必要が有るのかと言う所から自分の仕事を振り返り、ストーブに必要な材料を再少ロットで保管する以外は必要分を都度注文する運用を行う事に一旦決定。

そして鋼材ラックの占有場所を削減したいから横型から縦型へ改造してみました。

約1年使った感想は大失敗。

確かに専有面積は小さくなった所は評価できるけど、鋼材を立てて保管すれば材料の厚みや数のカウントが非常に手間だし窓からの逆光で常に眩しさを我慢しながらの運用に失敗を確信です。

とりあえず設定した仮説が間違いだったと判明する事はよくある事なので、大切なのはその経験を活かして次にどう生かすかに掛かってます。

そんな時ふと目についたのは切断機背面の広い空間でした。

ここに出っ張りを抑えたラックを作ればきれいに収納できるんじゃないの?と閃いたのでとにかく実験に着手。

先ずはフレームを作り杉板を置いて完成のイメージを確認。

初号機の棚板を半分に切断し黒に塗装して再利用。

そして完成形がこちら。

最初に使っていたスゴク大きなラックと比べて非常にシンプルで今の所は気に入ってます。特に窓へのアクセスを邪魔しないからお日様が沢山差し込んで明るくなったし風も抜けるので良い事しか有りません。

不思議なもので1か所この様な成功体験を経る事で、自分自身の力で工場をキレイに出来るようになるかもしれないと言う変な自信が芽生えたので以前から気になっていた場所の清掃に取り組むようになりました。

工場の中が乱雑になってしまう理由はいくつかの要因が絡み合って発生するのだけど、僕の場合業務の幅を広げ過ぎた結果道具が多くなったのと、使用頻度が少ない材料を処分する決断が出来ない事で不用品を後生大切に保管してしまい、作業エリアを狭めてました。

全てでは無いけど、セコイ貧乏性が原因で不用品をため込んでいたのは間違い無いので、高価な部品や材料も今はちょっと躊躇しながらスクラップ箱へ廃棄してます。

年数が経過してボロイ工場だけど、整理整頓を継続する事でスッキリとした雰囲気を出せる様になりたいと真剣に考えているので今年は手を緩める事無く継続して、月に1度位振り返りを行いたいと思います。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© himiel stove , 2023 All Rights Reserved.