ヒミエルストーブ

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ヒミエルストーブ開発8年目に気づいた真実

 
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今週から一気に冬らしくなり、出勤時の気温は2~3度まで冷え込んでます。

冬はストーブの焚き付けを行い、30分清掃を行いながら1日の準備をするのが朝の日課で、お昼休みはお弁当を食べた後お昼寝するのが1日のサイクルに組み込まれています。

 

そして僕がヒミエルストーブを開発するきっかけになったのはズバリ冬季のお昼寝が大きな理由の1つなのだ。

当時の僕は市販のストーブを購入して工場の暖房に使おうと思い、喜び勇んで設置したのですが如何せん暖房能力が小さいモデルだったので寝てる間に薪が燃え尽きてしまい寒さに震えて目覚める事が多々あったのが非常に不満でした。

 

買い替えるお金も勿体ないし、それなら自分で長時間燃焼する薪ストーブを開発してゆっくりお昼寝できる環境を作ろうと決意したのが今の製品に繋がった訳でして、世の中何がきっかけで人生の流れが出来るのか良く分かりません。

 

当時も今も薪ストーブの横で輻射熱を感じながら熟睡する幸せは全く変わらず、寒くなった季節の楽しみでは有りますが、どうしてもストーブに接する片側だけが暖かいのも事実なので冬キャンパーのブログを参考にアマゾンのブラックフライデーでセールになってた電気毛布を購入してみた。

 

ストーブで暖房をとりつつ、電気毛布をコットの下に敷いてじんわりとした温かさを存分に味わおうと言う目論見を立てて実験してみると想像以上に快適な事にビックリ。

 

その時ハタと僕は気づいたのです。

8年前に電気毛布を買っていたら僕はヒミエルストーブを開発していなかったでしょう!

普通に考えると、寒さに震えて昼寝の途中に目覚めちゃうのであれば電気毛布や銀マットを買ってキャンプの要領で暖かグッツを揃えるのが一番合理的だしエコノミーで費用対効果も大きい。

多分多くの人はその様な選択を思いつくのではないかと想像します。

 

しかし目の付け所がずれている僕は薪ストーブを改良すれば良いじゃ無いのと、誰も考えない遠回りを猪突猛進で突き進んでいました。

 

スマートでは無い思考回路のお陰で今の僕に至るなんて、世の中って本当に不思議だ。

 

初期の頃は本当に何にも知識がない中でのスタートだったので3年くらいは販売できる製品を作り上げることが出来ず試作を作ってはスクラップにするを繰り返していました。

 

誰の命令や規則にも縛られず自分で考えて判断を行い、リスクマネジメントを行いながらjobを回して行く経験ってサラリーマン時代では経験できなかったので、初期の3年間はストーブの販売こそ叶いませんでしたが、未知のタスクに対応する自分なりの型を身につける事の出来た大切な経験だったと思えます。

 

なのでこれからも自分の感性のアンテナに引っかかった情報を積極的に追い求め、自分が感じる楽しいを真面目に追及します!

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