SD01を納品する前に炉台を作る
今週は木曜日からSD01を設置する予定の場所へ、炉台と炉壁を大工さんと一緒に製作しました。
遮熱構造を作るポイントは2個あって
1)ストーブの熱を伝えないために空気の層を設ける
2)不燃材で施工する
上記2点を押さえて施工すれば後はお好みでどうぞ。
まずはフローリングと床面へ不燃材のケイカルを張り付け、下地とします。
床面はストーブの脚が乗る場所へ根太を配置して不陸を防止、今回は2枚の鉄板をつなぎ合わせるので合わせ面にもケイカルを置置きます。
あらかじめ商社でレーザーカットした6㎜の鉄板を敷きフィッティングを確認。
今回はお部屋の真ん中設置なので床面からの給気を採用し、鉄板を敷き込んで穴のセンターを鉛筆でマーキングした後に鉄板を移動して換気扇の穴を開けるφ160のコア抜きホールソーで床下地に穴をあけました。
穴位置がぴったり。
炉壁はケイカルとの間に25㎜の空気層を設ける為、25㎜の角パイプを壁に打ち付け壁材は施主様の希望で波板を取り付けました。
横桟の位置をマーキングして波板を張り付けた後、水糸でビス取付位置をガイドすれば取り付け位置が狂うことなく確実に取り付ける事が出来ます。
設置初日は炉台、炉壁の製作と煙突を接続して固定金具で止めて現場作業は終了。
現場が終了したからと言って仕事が終わりではなく、約2時間かけて工場へ移動して翌日設置する本体の積み込みを行えば時刻は19時を回ってました。
あさ4時半起床で1日中作業していたので、帰宅後は早々に就寝して翌日の作業に備えました。
おおくの場合炉台と炉壁の設置はストーブ搬入前に工務店さんに施工して頂くように依頼しているので、今回の様に大工さんと一緒に作業する事は非常に刺激になります。