出荷前の最終確認
今年の2月から作り始めたサウナストーブ。
単体テストは問題なく終わった。温度の上昇も、燃焼の具合も、特に不具合らしい不具合は出なかった。あとは実際にサウナとして使ってみるだけだ。
とはいえ、「実際に使う」というのがなかなか大ごとで、石を十分に温めてサウナ環境を整えるまでに2〜3時間はかかる。今日のところはテントと薪の準備だけで作業を終えた。
煙突の貫通部分をどうするか?
準備を進める中で、ひとつ頭を悩ませたことがある。
テントと煙突が触れる部分の処理だ。当然、煙突は高温になる。テント生地がそこで溶けてしまったら話にならない。専用の部材も売っているのはわかっているが、今回のテストのためだけにわざわざ買うのも億劫だ。しかし手元に使えそうなものもない。
どうしようかと工場内を見渡していたら、目に入ったものがあった。
展示用ストーブに接続している二重煙突だ。スパイラルダクトを使って自分で手作りしたやつで、ちょうど構造的に断熱になっている。これをクレーンで外して、サウナストーブに接続してみた。
何の問題もなく、きれいに接続できた。
クレーンで吊りながら運用する

ただ、煙突が倒れると危ない。
今回のテントサウナは屋外での運用なので、煙突を支える構造物がない。悩んだ末に、工場の天井クレーンで吊りながら運用してみることにした。なかなかシュールな光景になりそうだが、安全第一なのでそこは割り切っている。
我ながら、工場でしかできないやり方だと思う。
明日がいよいよ本番
今日の準備はここまで。
明日、実際に火を入れて、石を温めて、蒸気を浴びてみる。ちゃんとサウナになるのか。温度は上がるのか。ロウリュをかけたときにどうなるのか。
楽しみではある。でも正直、少し不安でもある。
製作者として「うまくいく」と思っていても、実際に体験してみるまでわからないことは必ずある。それがものを作るということだと思っている。
結果はまた報告する。

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