テスト燃焼
燃焼テストは、はやる気持ちを抑え、耐熱塗装をしっかり乾燥させた部品を組み付けて行った
煙突は自作2重煙突に挑戦してみる
貧乏ストーバーの私は、とても煙突に何十万も出費する事が出来ず、シングル煙突で何とかキレイな燃焼が出来ないか色々挑戦してみたけれど、何をしても納得のいく結果を得る事は出来なかった。
購入する以外に、自作と言う方法もあるので、失敗しても良い経験になるかと思い、早速挑戦してみる事にした。 けれども、自作煙突の完成を待っていたら試運転が遅くなるので、今回は煙突に断熱材を巻き付ける状態で試運転を行いました。
断熱材はニチアスセラカバーSを使用しています
燃焼試験の動画
左から右へ炎が流れる状態がよく見えます。
ロケットストーブの燃焼筒を横から眺めるとこんな感じなのかな?炎の流れに見入ってしまいます
カラマツストーブは煙突で一旦排気を絞っているとFBにコメント頂きましたが、これは煙突下を2重にして、可燃ガスが滞留するように設計しています。
エアカーテンの効果
炎の進行方向側面に耐火ガラスがついているので、ガラスが真っ黒にすすける事を心配していましたが、上から下へ吹き下げるエアカーテンが効果を発揮しているのか、キレイに燃やしているだけなのか、今のところ真っ黒にすすける事は有りません。
しかし、エアカーテンの吹き下ろす空気が、窓ガラス下に到達する前に煙突側へ流れて煙が耐火ガラスに接触しているのか、ガラスの中心より下側は、少し曇りヤニの膜が張ったようになります。
エアカーテンは、下からと上のどちらから吹き付けるのが窓ガラスを曇らせないのに有効なのか悩みましたが、吸気エアーを燃焼の熱で予熱した方が筒中温度を高くするのに有利かと思い上からの吹きつけとしました。
2重煙突の力は恐るべし!
初めて2重煙突を使いました。ストーブ本体で効率を上げようと頑張るより、2重煙突にするだけで凄くキレイに、よく燃える。 こればかりは、百聞は一見にしかずで、実際に経験してしまうと今後、自分の工場でシングル煙突を使う事をためらってしまう。
煙突も含めてストーブのシステムなのですね。
感想と今後の課題
一応頭の中のイメージが実際の形になって、キレイに燃焼した事が嬉しい。
自作2重煙突を完成させ、ダンパーも装着して色々な条件を試して燃焼実験をしてみたい