ヒミエルストーブ

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すみません、私の元に最高の製品は有りません。

 
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あなたの薪ストーブを俺の友達に紹介すると仮定して、何を友達に伝えればあなたの作り出す薪ストーブの特徴が伝わる?

私は今までこの質問から逃げていました。

逃げていたと言うのは御弊がありますね、自分が自信を持ち胸を張って、これは自信作ですと宣言できる薪ストーブを作り出す事が出来ていませんでした。

一所懸命頭をひねり作り出した製品が完成すれば、完成したことに満足して興味が霧散し、また新たなコンセプトに基づいた製品が作りたくなるのです。

だから、今まで構造や形の異なるプロトタイプばかり作りました。

最高だと思って作った製品は、完成すると同時に興味の対象から外れ、新たな興味が発生するを繰り返していました。

恥ずかしながら自分の製造欲求を満たすことに夢中で製品のセールスポイントを考えていませんでした。

ロケットストーブ

今回作ったロケットストーブは完成してしばらく経っていますが、未だ興味を失うこと無く少し興奮しています。

今まで作った失敗作品の経験と比較して、性能が安定しているからです。

先ずは(コールドスタート)

シングル4Mの煙突だと、何の問題も無く煙突への排気を余裕でこなします。

失敗作品は、本体が冷えていると煙が本体の扉から逆流するのですぐに分かります。

(立ち上がり)

冷えた状態から暖まるまで時間は掛かりますが、面倒な空気調整をしなくてもしっかり燃焼します。

(巡航運転)

一旦本体が暖まると、本体の周囲全てから猛烈な輻射熱を発します。

暖まった空気が効率よく本体内部を駆け巡ると推測しています。

(おき火)

シングル煙突なのに、おき火は真っ赤に燃え上がり炭の燃え残りは少ないです。

結論

これが私が求めていた薪ストーブです。

友達にお勧めして貰えるポイントはバッチリ実装できました。

過去の反省

あと3ヶ月で丸2年、薪ストーブについて内容が迷走しつつもブログを書いてきました。

テーマを変えたり、自分のDIYを載っけたり。

けれども、そんな事は端っこの事であって、私の最大の弱点は胸を張って宣言できるコンテンツを作り出すことが出来ていなかったのです。

毎回製品の設計段階で使用場所を仮定するけど、明確なペルソナ設定は出来ていなかったし、どのような顧客の元へ届けるのかあやふやなまま過ごしていた。

なので、製品のコンセプトはぶれるし、振り子の針が揺れる様に、刹那の思いつきで製品を作っていました。

最優先事項は、自分が納得する薪ストーブを作らなければならないのに、ブログを頑張って書いていました。

お恥ずかしい。

 

ぶれるコンセプトでも運が良いのか、製品設計と製造、セールスまで一連の流れを学ぶ事が出来たり、多様なスタイルの薪ストーブ製造技能が身に付いたり、一見回り道の様で今後必要なスキルを獲得出来たことも事実です。

 

まとめ

納得できる製品の完成を待ってブログを書き始めると、私の力量ではアクセス発生するまで時間が掛かるので

先にブログを始めていて丁度よかったのかも知れません。

今までは、作業日報的なブログでしたが今後はセールスのページ作成にも挑戦してみます。

実際の製造とブログマーケティングの挑戦。想像しただけでもワクワクします。

 

いままで言葉尻をにごして販売を尻込みしていましたが、

今シーズンは薪ストーブを売るのでは無く、今回作った製品で自分が素晴らしいと考えるポイントをしっかりと文章にしてこの薪ストーブて手に入る生活のクリアなイメージを伝えて行きたいと思っています。

 

一番必要だったのは技術でも文章でも無く私の決意だったと気付いた事が、3年回り道をして得た収穫です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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