ヒミエルストーブ

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デザイナーから直接のダメだし

 
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昨日脚を短く改造して、耐熱塗装を施していると、デザインをしてくれた坂本さんが完成品を見る為に、工場へ遊びに来てくれると連絡がありました。丁度完成したタイミングで実物を見せることが出来るので、残業で耐熱塗装を終わらせて、翌朝組付けを行い彼の到着を待ちました。

 

愛のダメだし

昼過ぎに到着し、工場に入ってもらい早速実物を見て貰いました。

指摘されたポイントは大きく2つあって

  1. 上の赤丸部分。天板の下が2枚板が重なっている部分が他と統一されていないので気になる。
  2. 取っ手には木を入れた方が良いのでは

特に1について、私は全く気にも留めていなかったので、一目見てすぐに指摘されたことに驚きました。

気になる理由は、天板の外周に段が付いているのに、正面だけ重なっているのが何だか気になるとの事です。

言われてみれば納得ですが、製作者は自己バイアスが掛かって、ちょっと位不安に感じる部分があっても、修正するのが面倒だったり、テンションが上がって冷静で無かったりするので第三者の率直な意見は大変有り難いです。

早速、改善します。

また、ドアの取っ手はオール金属より木をアクセントに加えた方が良いのではとアドバイスをもらいました。

今の私は完成した喜びで冷静さを失っているから、どのようなアドバイスでも一旦実行して比較する事にしています。

塗装完了後の燃焼テスト

焚き付けと薪を燃焼室に放り込み、ランチの為に1時間半位放置して帰ってきた頃にはおき火だけ残っていました。

1時間半も薪の補給無しで火が残っていた事にびっくりです。 私の作る通常形の薪ストーブならとっくに鎮火していると思います。

本体も予熱で暖かく、焚き付けの薪を投入すると勢いよく燃え上がりました。

特筆すべきは本体全てから発生する猛烈な熱量です。

我が家で愛用している灯油ストーブのアラジンストーブは天板の直径が21cmで、天板温度は約210度位になります。

それと比較してこの薪ストーブは本体全てが放熱部分なので凄い熱量を放出します

ストーブ全体から木を燃やすことで発生した熱を放出するのでとても暖かいです。

残暑の残る今日は4M位離れた所で眺める位じゃないと熱線が熱くて仕方有りません。

今後の予定

今日指摘してもらった部分の改造と、煙突の配管パターンを変更した燃焼実験を行います。

特に

郊外で薪ストーブ導入を考えても、煙突の配管がネックとなって導入に躊躇する壁を少しでも軽く出来ればと思ってロケットストーブを作りました。

煙突の配管にストーブのレイアウトを合わすのでは無く、横引きの距離が3メートル以内ならストーブの燃焼に問題無い性能を狙ったので検証が楽しみです。

絶対に自分では思いつかなかった形をアドバイス頂き、坂本さんには感謝しか有りません。

彼からは「1枚の、機能を全く無視したスケッチ絵を実現する事が凄いよ」と言われました。

まだ自分自身冷静じゃないかも知れないけれど、このストーブは性能が良いと感じているのでこれからのテスト結果が楽しみです。

そして、愛のダメだし有り難う!しっかり改造してLINEします。

 

 

 

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