焚き付けの逆流問題を巨大バーナーで回避できるか実験してみた

 

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もう何回も記事を書いていますが、改良前のサイクロンストーブは立ち上がりにコツが必要で煙の逆流問題を解決する方法が思いつかず悩んでしました。

今回は3月に納品したお客様の元にある初期ロットのサイクロンストーブの改修をするまで、なんとか快適に使って頂ける方法が無い物かと実験した記録です。

最初の頃は焚き付けに失敗するとこの様に煙が逆流するので長時間バーナーで予熱していたのが懐かしい。(今は対応策を用意しています)

ユーザーファースト

今シーズンに入ってからにわかにお問い合わせやご契約があるサイクロンストーブも、昨シーズンはウンともスンとも反応が無くてどうしようかと思っていた所、長野県の方から初めてご注文頂き、めでたく使って頂ける事になりました。

 

納品した時点で最高の出来だと思っていたのですが、帰宅後に細部を詰めて行くと2つの大きな改良点が見つかりました。

1つは焚き付けが不安定で煙が逆流する恐れが有る、2つ目は1年に1回のお掃除が面倒。

 

不満点のクリアランス方法は既に開発済みで、これから販売する商品には対策を施しているのに

恩義有る最初にお買い上げ頂いたお客様の元にあるストーブの不満点を放置する事なんて出来ないので、お客様とスケジュール調整を行い12月に無償工事に伺う予定を立てました。

しかし、12月の長野県だと薪ストーブシーズンに入っているのでそれまでに何とか応急対策が出来ないかと考えていると、ふとある人のつぶやきを思い出しました。

 

草焼きバーナー

7月に工場へ来て下さった川原薪ストーブ本舗の川原さんが、「焚き付けに草を焼くバーナーを使うのも良いよ」とお話しになっていたことを思い出したので早速種類を調べてみました。

確かに、煙突まで暖かい空気を通してあげると焚き付けには良いと思うので、草焼きバーナーの選択は妙案かも知れません。

早速草焼きバーナーを検索するとカセットガス式と灯油式の2種類があって、灯油式は予熱などが必要なので選択肢から除外しました。

そして、カセットガス式で候補に挙がったのが新富士バーナーの草焼きと、フタワ カセットガスバーナー「グラスボーイ」の2つでした。

 

新富士の方は熱量が22000kcal有って火力は強いのですが、ボンベ1本で10分しか使えません。

フタワの方は熱量が12000kcalで新富士のおよそ半分の熱用ですが20分使用出来ます。

ここでのポイントは、焚き付けの時に十分な熱量が発生すれば良いので、通常焚き付けに使っているトーチが約1000kcalなので

熱量が12倍のフタワ グラスボーイでも十分焚き付けに使えると推測してポチリとしました。

 

参考になる情報が無いので、自分で検討を付けてエイヤッと行動するのですが、分からない事を調べると言うのは楽しい物です。

実験

手元にバーナーが届くと早速実験です

焚き付けを準備して、バーナーで焚き付けに着火します。

 

さすが草焼きバーナー凄い轟音と伴に、一切の不安定さを見せること無く点火に成功しました。

KD01で動画を撮影したので、興味の有る方はどうぞごらんになって下さい。

まとめ

とりあえず立ち上がりの不安定は、大きなバーナーでクリアランス出来る事が分かったので一安心です。

早速長野のお客様へバーナーを宅配便で送って12月の改修までお待ち頂こうと思います。

 

この様に僕は売ってお終いじゃ無く、お買い上げ頂いたお客様が気付いていない不満点もしっかりとサポートして快適な薪ストーブライフを送って頂きたいと考えています。

言葉だけのユーザーファーストじゃなく、しっかり行動で示して信頼を構築して行く事が商売の王道じゃないかな。

 

 

 

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