ヒミエルストーブ

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朝までおき火が残るのか、長時間放置してから再点火してみた。

 
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薪ストーブのブログや、僕の回りのユーザーから冬に良く聞く 「朝まで暖かくておき火が残っている」 そんな事が僕のサイクロンストーブでも可能なのでしょうか?

今まで綺麗な燃焼を作り出す事ばかり気にしていたけど、保温時間がどれだけ続くのか知らないので実験してみた。

結論から言うと、12時に薪を追加して4時にはおき火が見えなくなったので灰をさわってみると、灰の中には炭火が残って本体も暖かい状態で再点火も簡単に行えました。

薪の種類にもよりますが今回は4時間での放置は問題無かった。

燃焼風景

今朝の気温は4度だったので、焚き付けをしっかりしてから巡航運転を行いました。 11時に薪を2本追加してどれだけ炎が持つのか時計を足下に置いて記録してみた。

今回は約1時間でおき火になりました。太い4寸角の薪だともっと長時間火持ちするけど、細めの薪なのでこんな物でしょう。

ここからは実験の為に、おき火の上に薪を燃焼室目一杯詰め込みました。 けれども、薪の詰めすぎは煙の大量発生に繋がるので急いで2~3段目の薪を取り出し一番下の薪でどれだけおき火が残るか確認した。

長時間の燃焼を狙って太い薪を詰め込むのでは無く、500mlのペットボトルサイズの薪を2~3本供給して自然に燃焼する方が良い。

開始1時間過ぎで炎が消えました。 しかし、おき火の輻射熱で正面は暖かいです。

スタートから2時間経過。 灰が多くなっておき火が小さくなって来ました。

薪を投入して3時間経過。 微かにおき火が見えるだけでほとんど炎が消えてしまいました。

しかし、本体を放射温度計で測定すると172°もあるので、お部屋の暖房には十分役に立ちます。

4時になって、ガラス越しにおき火が全く見えなくなったので、火が鎮火してしまったと判断して扉を開けて灰をいじくってみると

灰の中には火の付いたおき火が沢山残っていました。 今回は時間に余裕がないので実験はここまでとして、再点火をしてみると

焚き付けを、おき火の上に重ねて

ハンディーバーナーで点火すると本体に予熱が残っているので、あっという間に再点火が完了しました。

ヒートライザーへ、力強く吸い込まれて行く

ヒートライザーが暖かいので、再点火でも煙の発生が少ない。

 

まとめ

今回は本体が大きなSD01での実験でしたが、重量が重たく蓄熱している熱量が大きいので冷めるのが緩やかなのが特徴だと気付いた。

 

薪を追加して4時間経過しても天板は170°もあるから、昼間の暖かい時間はおき火の状態で十分じゃ無いだろうか。 

因みにアラジン石油ストーブの天板は約200°。けれども、ヒミエルストーブは本体全体が放熱するのでお部屋を暖める輻射熱量は灯油ストーブとは比較になりません。

 

そうだとすると、朝の寒い時間帯に大きな薪を追加してお部屋を暖め、お昼時はおき火でほのかにお部屋を暖め、夜に薪をしっかり燃やして再度お部屋を暖めると言う運用が良いかもしれません。

蓄熱式薪ストーブに近い重量があるので、温度変化が緩やかだから長時間の暖房が必要な人には便利だと思った。

 

次は夜間を想定し、6時間放置してどうなるか実験してみます。

 

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