2019/04/06

薪の減りが思ったよりも早い事が気になる方へ

 

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今シーズン後半に使っていた乾燥薪は2年前に仕込んだ広葉樹です。  1年ではしっかりと乾燥していない薪もあるので、ウチでは2年かけてしっかりと乾燥させています。

前半はご近所さんから建築端材を貰ったのでメインで使っていました。

今年仕込んだ薪は2年後使うので、決して広くは無い保管スペースをなんとかやり繰りして保管するのが凄く面倒に感じます。

温暖な瀬戸内での薪消費量

僕の住んでいるのは日本の中でも比較的温暖と言われている瀬戸内地方です。

それでも、冬の暖房を薪ストーブで賄うとすればおおよそ軽トラ9杯位の薪を簡単に消費しちゃいます。 そして乾燥期間が2年だとすると軽トラ18杯分の薪を常に保管して、1シーズン消費した分を調達して乾燥させると言うサイクルを回す必要があります。

簡単に言って、写真に写っている薪が1シーズン分で、翌年の為玉切りして乾燥させる薪を同じ量だけ用意しないと駄目だと言う事です。

もし写真の量を広葉樹で全て買ったとすると1年分で27万円。 2年分で54万円。。 結構な金額ですね。

ヒミエルだと薪の消費を1/3~1/2くらい削減出来るし、自分で木を調達出来る人も、保管場所の削減や薪に費やす時間を減らす事が出来るのでランニングコストで初期投資を回収出来ると考えます。

 

薪の調達手段がある人なら全く問題無いんですが、薪ストーブを導入したばかりとか、全て購入で賄っている人には大きな問題だと思います。

最近になって写真の様な、自治会が処分に困っている倒木を貰える様になったので昔ほど薪に困ることはありませんが、以前は木を譲って貰えると遠方まで軽トラで取りに行っていたので薪を集めるのは1日仕事だった。

薪作りが趣味なら全く問題有りませんが、自由になる時間を僕は薪作りよりもストーブ作りの方に使いたいのでなるべく薪に関する時間を減らしたいと考えます。

 

なんでも薪に

昨シーズン僕は薪作りに費やす労力を削減する方法を試してみました。

その一つは人が要らない廃材を積極的に使います。

 

都市伝説のように広葉樹だけ燃やさないとストーブが痛んでしまうなんて、そんなのじれったくて仕方無いと感じる。

別にビニールを燃やす訳じゃ無くて、木質を燃やすのなら竹や、柱材など何でも燃料に出来る方が便利じゃないのかな?

 

僕のストーブは燃料は選ばないし、今年はご近所さんが自宅のリフォームをしていたので、シーズン前半は建築端材を主燃料にしました。

家主のおじさんに、端材を長さ35cm位に切ってくれるのなら工場の前に設置している薪だなへ好き勝手に置いていって下さいと言うと、処分費用が掛からないのでどっさりと薪の状態になった端材を頂けました。

我ながら、お互いwin-winの関係が成り立つ素敵な方法だと思います。

 

燃焼温度が900度以上になっても大丈夫な構造を採用しているので、木質燃料であれば大概の物を薪に使えるのが便利!

 

しかし1点だけ守って欲しいことがあります。それは・・・・

乾燥した薪を使って下さい

排気温度が低いので、生木を燃やすと猛烈にススが発生します。

 

本当にしゃれにならない位、φ150の煙突半分以上ススで埋まった煙突を掃除したことが有ります。切ったばかりの松を燃料に、空気を絞ると約1ヶ月でこんもりとススが発生していました。

こんな状態にならない様に、絶対に乾燥した薪を使って下さい。

 

デメリット

薪の消費量が約半分くらいになるのは大きな魅力なんですが、デメリットがしっかりと存在します。

それは、口元から2重煙突の施工が必須になります。

 

空気を絞る事無く、常に前回フルスロットルで燃やして、寒い時に木酢液が発生しても全く気にならないと言うのならシングル煙突でも良いんですが、それなら他のストーブを選んでも大差無いと思う。

薪ストーブを作り始めた頃は、2重煙突が高いと感じたので何とかシングルで運用出来ない物かと色々実験したけど、僕の欲しい長時間燃焼を生み出すには2重煙突が必須になると分かった。

 

軽井沢へ納品するまでは、本体出口から約70cmはシングル煙突を使っていたんだけど、たった70cmで煙突の温度が50℃以上下がってしまう。

それだけお部屋の暖房のに放熱したから良いじゃ無いとも考える事が出来そうだけど、口元からオール2重煙突にした方が燃焼温度が高くなるのでシステムとしては効率がよくなります。

簡易的に断熱材を巻き付けて温度データを測定して、シングルと統計的に比較実験した上での結論です。

 

この状態じゃ見た目が余りにも不細工だから、ホンマの2重煙突を口元から接続出来る様に煙突を加工して取り付けてみた。

ホンマには2重煙突にダンパーの設定が無いのでステンレスを使いダンパーを自作したり、この状態が完成するまで2日間を費やしました。

 

そして、全てホンマで揃えたとして、口元から、アダプタ、T管、ダンパー、500mmの半直の4点の煙突を使うとして2重煙突とシングルとの値段差は3.2万円。

この金額をどう思うかは人それぞれだけど、僕は維持費で十分回収出来ると考えます。

シングル煙突の時と比較して2重煙突の方が明らかに高性能なので、最初にお金は掛かるかも知れないけれどお勧めは全て2重煙突です。

 

まとめ

ヒミエルストーブを使い、従来型薪ストーブと比較してランニングコストを低減するには、2重煙突が必須になります。

デメリットは初期費用がシングルに比べて約3万円多く必要となります。

 

高断熱の家も同じ様な考え方で、ランニングコストが安い方が長い目で見るとメリットが多いと考えるし、そんなアプローチを主張する薪ストーブが少ないので、僕はこの方法をお勧めして行きます。

 

 

 

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