初公開 薪ストーブの制作風景

 

この記事を書いている人 - WRITER -

今週から残暑も過ぎ去り、一雨ごとに過ごしやすい秋に季節が進んでいるのを感じます。

そんな私とは申しますと、設計作業に忙殺されてブログの更新が滞っていますが、10月からの納品ツアーに向けて製作は止まることなく継続しています。

そして、工場ではずっと1人で作業しているので自分の写真なぞ撮影したことはなく、また製造工程も自分ではごく当たり前の手順を踏んでいるだけなのですが製作過程を初めて見学して頂きました。

ヒミエルストーブの製作を見学させてもらった

作業の前夜は工場に宿泊したんですが9月初旬とは言え、夏のじっとりとした蒸し暑さと蚊の羽音でほとんど眠ることが出来ず

完璧に睡眠不足での作業だったので頭がボケボケでした。

 

全ての基本はヒズミの制御

作業に着手する前にまずは溶接で鉄板が反り返ってしまわない様に鋼材を仮止めします。

このヒズミ防止対策を取らずに溶接を走ってしまうと、鉄板が思い切り曲がるばかりか修正を掛けるのにものすごく時間を浪費するので絶対に外すことが出来ないステップです。

 

もちろん最初の1台目を作るとき、はそんな事に気を配る知見も無くて思いつくまま作ったら最後寸法が合わなくなって凄く苦労したのも良い思い出です。

底板と正面の2面にリブを溶接した後に、燃焼室の作成に着手します。

燃焼室は外から見えない部分なので、正直なところちょっとくらい斜めだったり外観が汚くても木が燃えさえすればOKと言う考え方もあるけれど、しっかりと直角並行がでた状態が好きだしなにより

自分の気持ちに嘘を持ったまま納品する事が大嫌いなので、溶接の外観なんかにも気を配って作業してゆきます。

鉄板の固定にはマグネットを利用して一時的に保持を行い、鉄板を固定する場所にはレーザーで線を入れているから組み付けるだけで寸法と直角が出るように設定しています。

そして溶接位置が決まったら仮止めをして行きます。

溶接を多く走れば鉄板が曲がるし、少ないと外れてしまうのでいい具合に仕上がる様仮止めを行います。

燃焼室の背面板を取り付けて燃焼室は一旦作業終了です。

この後はヒートライザーの構築と、エアー回路の部品を作って組み付けて行きます。

部品点数

部品総数は約50点を超えて、以前作っていたクリーンバーンの約2倍部材を使用しています。

上記の鉄板を溶接して形を作ってゆくのは比較的作業時間の少ないパートで、実は最も時間がかかるのは1つずつ部品を作ってゆくパートなのです。

具体的に言うと、ドア、天板、取手、バイパス、ダンパー、塗装などは多くの作業時間必要となります。

 

その工程をすべて一人でこなして、現地調査や設計、設置のプランニング等していると一人では1月に1台作るのが精一杯です。

もっと粗雑に作れば早くなるかも知れないけれど、そうなると作る意味が無くなってしまうので今のスタイルが丁度いい。

まとめ

ヒミエルストーブはお客様の設置場所に合わせてカスタム可能なオーダーメイド薪ストーブです。

多くのお客様は半年以上前からご注文下さって対応しております。

なので、市販品の様にすぐに欲しいと思われても、申し訳ございませんが対応できません。

 

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© himiel stove , 2019 All Rights Reserved.