出発の準備あれこれ

 

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あっという間に10月に入りました、そして今は12月の納品に向けて製品作りに勤しんでいます。

この写真は9月に撮影したものだけど、内容は全く一緒になります。

毎回少しずつ製造工程を改善しているので1年前と比べて随分楽に形が出来上がるようになってきました。

製造工程を楽にしようと思えば当然の如く下ごしらえが大切な訳で、図面の微妙な改定は欠かせません。

そして今月から始まる納品ツアーに向けた準備も着々と進行しています。

取り扱い説明書の準備

初めての納品は去年の3月でした。

髪の毛も真っ黒に染めていたので今より随分と若く見えますね。

その頃は納品するだけに気を取られ、お客様へは実演を交えてしっかりと説明して帰ってきたつもりだったのですが1回だけの説明じゃすべて覚えきれないのでマニュアルを準備しておくべきだと思っていました。

 

しかし、韓国に行ったり日々の改造に没頭するあまりにタスクを後回しにすること約1年。

もう再来週には納品に行かなきゃならないので、この期に及びやっとやる気に火がついてマニュアルを作ってみました。

 

僕がプレゼンや文章を作る時は、いきなりPCの前に座ってもいいアイデアが浮かばないので先ずは紙に鉛筆書きで下書きを書きます。

この思いつくまま鉛筆でアイデアを出してゆく作業ってとっても大切で、いきなりパワポなんか開いちゃうと自分が何を主張したいのか分からなくなってしまうので外せない作業です。

 

そして、鉛筆書きの清書をパワポで行いました。

スライドマスター登録でインターフェースを統一するなどと言う事は出来ないから、写真とテキストを組み合わせた超シンプルな取説だけど伝えたいことを短い文章でまとめました。

1年も放置していたくせに、集中して作るとわずか1日で初稿が完成したので作れなかったのは単に気分が乗らなかっただけでしょうか?

 

個人的見解

今製品が手元にある間は僕の知っている方法で運用できますが、お客様のお手元で僕と同じ運用が出来なければせっかくお買い上げいただいた意味が無いし、操作方法で薪の消費量や暖かさが変わってくるのでいくら時間を費やしても操作方法を会得して頂ける参考になれば嬉しい。

 

建売のオプションで薪ストーブを導入し、ちゃんとした運用を教えてもらうチャンスを逃してしまった薪ストーブユーザーの話は良く耳にするけど、住宅営業マンの勧めに乗って選ぶシステムキッチンや高機能家電とは異なり薪ストーブってアナログだからこそ模倣が難しい分野なので事情を良く知らない人から買うのはホント悲劇だと思う。

 

新築の内覧会の写真なんかで良く見かけるのが、炉台が小さくて絶対灰が床面に落ちて汚れてしまう仕様。

室内はコストダウンのためにシングル+煙突遮熱版。壁面の遮熱版が異様に小さいなど薪ストーブのプロ目線で見ると明らかにヘンテコリンな形でもユーザーは分からないし、比較対象の経験も無いのでそんなものだと思い過ごして行くんでしょうね。

 

ウチはそんなスタイルとは真逆の、1つずつ手作りでユーザーのお宅まで運び込み、しっかりと取説を元に説明して一番いい状態の見本を見てもらってから帰るので納品数はこなせません。

そんな大量生産に背を向けた、僕を信じて選んでくださったお客様が冬が来るたびに満足して下さる製品作りをしています。

 

まとめ

ヒミエルは去年からの通算販売台数わずか2台!

しかし、今シーズンは来年の3月まで予約で埋まっています。

 

今は僕が追い求めている物は明確にあって、自分で検出できる範囲は精一杯の物つくりをしていると思っているから自分の気持ちに嘘は無いです。

毎回作る度に自分の気持ちに嘘が無い納得のゆく物つくりをしているので、ある意味幸せなのかも知れません。

しかし、製品の評価をするのはお客様なので、どのような感想を頂けるのか楽しみでもあり不安でもあります。

 

そして再来週は九州へ納品なので、フェリーのチケットに宿も手配して後はしっかりと梱包作業を行うのみ。

納品のレポートが楽しみです。

 

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