ヒミエルストーブ

 メルマガ登録はこちら

納品の準備にクレーンを強化

 
この記事を書いている人 - WRITER -

いよいよ来週は今シーズン1発目の納品へ九州に向かいます。

既存ストーブとの入れ替えなので、設置場所へ移動させることが仕事です。

しかし、ヒミエルは重量約300㎏のヘビー級なので水平方向に移動させるだけなら簡単なのだけど上下方向の移動となるとかなりしんどいのです。

 

そして、今回は軽トラに取り付けているクレーンを強化してみました。

油圧ジャッキを3tから10に変更

今まで納品してきたSD01シリーズの重量は約220㎏。

ブームを中間地点まで伸ばしても何とか3tジャッキで竿を上げる事が可能でした。

この頃は昇降に電動ウインチを使っていたけど、風雨対策が面倒なのと微妙な力加減が今一つしっくりこなかったので今はチェーンブロックに変更しました。

しかし同じブーム位置で280KGのKD01を吊り上げようとすると、トン数が足らない様で油圧逃し弁が作動してストーブを持ち上げる事が出来ません。

 

今回納品するお客様の玄関は道路から5段の階段を上がった先なので、車をリビングへ横付けする事も出来ず何とかして玄関先まで運ばなくてはなりません。

当初は軽トラを階段の横に駐車してブームを目一杯伸ばせば門扉のところまで届くかと淡い期待を持って実験してみた所残念!距離が足らなかったので作戦を変更です。

その前に、油圧ジャッキのトン数を上げない事には使い物にならないからまずはジャッキを改造しました。

回転するように部品を追加工

まずは既存の部品を取り外します。

ジャッキがシャフトのセンターで回転するようにボスが付いて、スラストベアリングで回転方向の荷重を受けているみたいですね。

しかし、用意したのはヤフーショッピングで買った中華製の激安ジャッキ。

中心のハブやクレビスなんてものは付いていないのでサクッと作ります。

先ずは、ジャッキのセンターをおおよそ割り出した後、フラットバーに軸径をコピーしたボスを取り付けます。

そのボスに下側のクレビスを取り付けると改造は完了。

ジャッキに掛かる荷重は追加した板を伝わり最終的に支点に掛かるので鋳物の本体が割れる事はないと考えました。

そして、ブームとの接続は残材に穴を開けてジャッキのネジと溶接です。

ジャッキのボディーは鋳物だけど、サンダーを当てて火花テストを行うと炭素が含まれていたので溶接が効くと判断しました。

 

そして、元のジャッキとセット長を合わせて本体へ復元します。

 

じゃじゃーん、見た目は一緒だけど昇降力が約3倍。

掛かった費用は6千円くらいかな。

早速ストーブを吊り上げて実験です。

ばっちり持ち上がるので一安心。

こういった時にサンプル品のストーブが活躍します。

ブームを回転させて、あゆみ板に置いた台車へ移動させます。

先ずはこの状態で台車を動かすと、ものすごい振動でとても使える物じゃないからコンパネを上に載せました。

そして、吊り上げたストーブを慎重におろせば第一関門クリアーです。

ちなみに、馬の位置と高さが門扉の原寸なのでしっかりと現地趣味レーションをしています。

改造したクレーンで門扉まで運べることは分かったけど、テーブルリフター台車では腰高感が有って不安定なのでもっと幅広の台車に変更。

横幅があるので安定しているけれど、その横幅があだとなり玄関を通ることが出来ないかも知れないと気づいたのでこのプランもキャンセルです。

まとめ

改造初日はクレーンの強化と門扉までの搬送確認で時間切れとなりました。

現地に到着してからどうにも行かなくなる事だけは避けたいので、事前シュミレーションは必須です。

翌日は玄関までのアプローチと室内移動、そして炉台を傷つける事無く位置の微調整が出来る方法を検証します。

 

この様な作業は、本業で重量物を玉掛けしながら大型機械を組み付けるスキルを会得していたから何とか対応できたけど、全く未経験ならお手上げじゃないかな。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© himiel stove , 2019 All Rights Reserved.