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秋に納品するKD01の製作完了

 
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五月連休を使い製作していたKD01が、やっと納品できる形状になりました。塗装も完了したかったけど、雨が降って湿度が高いから晴れた日に順延です。

 

今回は時間に余裕があったので、今後の製作工数短縮を目指し沢山ある部品の治具や寸法図を作りました。

同じものを作っても毎回発見がある

外観は単なる四角い箱に見えますが、ドアや吸気口、遮熱版、耐火煉瓦のカットなど、本体溶接以外の部品の製作に時間が掛かって仕方ありません。

本体の寸法も結構シビアに追っているので、対角もばっちり出ています。

上から見て、本体の長方形が縦横対角の寸法が全て一致しているのを確認しています。

両方ともきっかり780mmで仕上がってます。

 

この寸法が一体何に効いてくるかと言えば

天板とフランジの段差隙間に効いてくるのです。

暖かさに関係ある部分じゃないけど、ここの隙間が統一されていないと見た目がアンバランスになるとデザイナーの友人に指摘されてから注意して揃えています。インテリアとしてもしっかり機能してほしいですしね。

こんな感じで、直接暖かさには関係ない見栄えの部分をしっかりと押さえて作るから時間ばかり浪費します。

 

えーい見えない場所だし暖かさに関係ない所だから良いでしょ?とはならず、自分の心に少しでも引っかかる仕上がりは全てやり直します。 なんと申しましょうか、自分の心に嘘をついて笑顔でお客様の元へ納品する事の方がストレスなんですよね。

 

これは燃焼室の下側空気吹き出し口なんですが、定盤の上でしっかり底の面と対角を出して作っています。

本体の外側は突合せ溶接だと割れてしまうので45度の切れ込みを入れて溶接肉を流し込みで仕上げ熱膨張による割れを防止しています。

 

だいたいこんな感じになるまで、粗目→細目→仕上げと削って行くので粉塵が半端ない。

なので、それなりに対策を施した装備で作業に当たります。

フェイスマスクじゃなくて、このマスクを装着すれば粉塵の嫌なにおいを感じないから作業環境は良いけど、夏になれば汗だくでとても連続装着出来ないのが玉に傷かな。

後は納品すれば見えない底面などのぶつぶつを丁寧に除去して素手で触って引っかかりが無くなるまでひたすら磨いてゆきます。

最後は上下反転し、底面からの塗装に着手します。

オーブン内部は無塗装なので養生をしっかり行い塗料のミストがオーブンへ侵入する事を防ぎます。なぜ無塗装かと申しますと、食材を調理する場所で化学物質が揮発するのを避ける為にあえて無塗装で仕上げてます。

その代わり中華鍋と同じように食用油でシーズニングをしてくださいとお願いしています。

 

まとめ

今まで何台KD01を作ったか記憶に有りませんが、最初の頃は望んだ性能を出すだけに必死でした。

その次は形状を納期内に仕上げる事に注力だったし、今は如何に美しく仕上げるかを求めています。

 

今回も自分で検出できる範囲の不満は一切ないので良い感じに仕上がるでしょう!

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