ICをご希望の住宅へ現地下見に行く
ヒミエルストーブを自社ショールームへ導入してくださっている大松建設株式会社さんから、リフォーム工事を請け負うお客様が薪ストーブの導入をお考えとのご紹介を受け現地へ下見に行ってきました。
工務店がリフォーム工事を実施する為に平面図を作図されていたので、その図面を元に立面図を描く寸法測定と現時点で施主様がお考えになっている疑問点のリアリングを行いお答えする事が主たる目的なので、それなりの装備を準備して約束の時間に現場を訪問。
事前に送信いただいていた図面で対象建物の大きさをある程度想像していたけど、実際に見ると大きな建物に圧倒されます。
大松建設さんは断熱リフォームを実施する際はスケルトンになるまで解体して入念な断熱を実施し、居住空間を天井も含めて気密断熱性能をアップするのでICでも十二分に暖かさを楽しめると想像します。
設置予定場所は縁側を改修した端になります。
煙突が貫通するおおよその場所を拾い出して干渉や移動が必要なものをチェックします。 今回はチムニーボックス設置場所の直近にエアコンの室外機が有ったので移動が必要になる可能性が高いとお伝えしました。
ストーブを設置する縁側の屋根から2階の軒先までは約2.5M有ります。大松建設さんのお考えでは長いチムニーボックスの荷重を縁側の垂木と野地板で支えることが出来る距離には限りが有るので余りに長いチムニーボックスの施工は避けたいとお話になっていたので、今回は施工できる最長のチムニーボックスを作り、あとは煙突の振れ止めを2階の軒先から取る予定でした。
しかし、金具の取り付け先と見込んでいた軒先は漆喰仕上げ。
漆喰の下に垂木が有るのは分かるけど、漆喰へタッピングで穴開け施工を行うと割れてしまう恐れもあるし屋根防水も担っているのでもう一段低い位置にある窓上の軒先から金物を駆使して振れ止めを設置すれば良いかと考え早速スケッチ。
現場の記憶が鮮明なうちに撮影した写真を参考にしながらCADを書いて納入仕様を詰めて行きます。
後は振れ止め金具の固定方法と、チムニーボックスの施工長さが判明すると見積もりを施主様へ提出する事ができるので今後の展開が楽しみです。
いままで、ブログや既存ユーザーからのご紹介でヒミエルの注文を頂く事が100%だったけど工務店さんからのご紹介で設置するのは初めての経験なので勉強になります。