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群馬県へ煙突施工に行く

 
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今回は遠隔地でスケジュールもタイトだったので初めて自家用車を使用せず西濃運輸と電車とレンタカーを活用した工事を実施しました。

想定外の対応は困難だけど、新築の場合であれば躯体が設計通りに仕上がり、使用する工具が読めるので入念に準備して臨みました。

事前準備

煙突部材一式を現場近くの西濃運輸営業所へ支店止めで発送しているので、姫路からは道具と部品を段ボールに詰め込んで発送して1か所で全てピックアップ出来る様に算段。

 

大きな段ボール箱は前回の現場で入手したチムニーボックスが入っていた箱になります。 この中へ比較的軽くてかさばる部品と伸縮梯子を入れ、底が抜けない様べニア板で補強して幅100㎜の強力ガムテープで梱包しました。

道具の選択は記憶に頼ると漏れや抜けが出てくるのでグーグルキープでチェックリストを作り箱に入れた後写真を撮影する事で失念を防止してます。

もう立派なオッサンだから道具を入れても数日すれば、あれ~この道具いれたっけ?と不安になる事が多々発生したので自分なりの対策を施しました。

 

寝台特急を利用してのアクセス

道具と部品は西濃運輸を利用して、僕自身は夜行寝台列車に乗り東京まで移動した後早朝の新幹線に乗って最寄り駅まで向かいました。

初めての寝台列車にテンションがUPだったのだけど、当日はダイヤの乱れで駅への到着が30分遅れ。走行する過程で到着時間に合わせるのかと思っているとそうでもなく、予定より40分遅れで東京駅に到着しました。

初めて個室寝台に寝たけど、電車の揺れとレールの継ぎ目を乗り越える音でほとんど熟睡出来る事が無かったです。何回か経験すればもっと寝れるかも知れないけど寝不足のまま東京駅へ到着でした。

東京駅から北陸新幹線に乗り換え、最寄りの熊谷駅を目指し到着したのが予定より1時間遅れの午前9時過ぎ。

駅前のトヨタレンタカーでタウンエースを予約していたので早速チェックインして西濃運輸を目指します。

 

いつもはトラックばかりだけど、今回は重量物を搬送しないので盗難のリスクが無くて雨に濡れないバンタイプをセレクト。

後部荷室一杯に荷物を乗せていざ現場へゆかん。

煙突施工

煙突の施工はオートマチックに進行します。

チムニーボックスに固定金具を取り付け、煙突固定金具の位置で床面からの高さが決定するからこの寸法だけは何度もチェックして慎重にセットします。

去年まで紙に手書きで計算していたけど、1度勘違いから計算ミスをしてしまったので今はPCを持参してCAD上で確認する様にしました。荷物発送のチェックリストも一緒なのですが、1度でも違和感を感じたタスクはなるべくミスが出ない方法に変更する事で作業性の向上を狙ってます。

今回の現場は建築途中で屋根まで上がるくさび足場が有ったので楽に天井まで上る事が出来て良かったです。

そして金具をセットの後、煙突を固定してフラッシングのベースをチムニーボックスに固定。

その上に断熱材を敷き詰めてフラッシングを被せれば屋上での作業は終了になります。

 

室内の接続

天井の化粧板を固定するために足場が必要なのですが、渡り廊下からあゆみ板を渡して何とか固定する事が出来ました。

天井の化粧板を野地板に対して真っすぐ固定するのは脚立の上に乗った状態だと自分の体制が悪くて直角がよくわからいのでレーザー墨出し器で目安となる設置位置を確定してから固定する様にしてます。

 

そして全ての作業を終えた頃には夕方になっていました。

 

撤収

現場で発生した「ごみ」を段ボールに詰め込んで緩衝材にしながら道具を収納していると、偶然佐川急便の配送がご近所さんに停車していたので、姫路へ発送しました。これで手荷物だけで帰る準備完了。

熊谷駅に向かう道中、佐川の営業所へ行こうと思っていたのでラッキー。

往路と同じルートを復路は新幹線を利用して家路につきました。

前夜の寝不足と作業の疲労から東京から姫路までほぼ寝ていましたが、寝てる間に移動できるなんて素敵!

まとめ

今回は遠隔地へ自動車を使わずに工事する良い経験になりました。これで北海道でも沖縄でもどこでも作業できる気がします。

 

僕は余り長距離ドライブが得意な方では無いので、自分が負担に感じない方法を選択出来ればと思います。

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