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コンクリート造の建物に煙突を施工する

 
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2月から薪ストーブ導入に向け何度も打ち合わせしたコンクリート造の建物に煙突を設置しました。

今回は現場が家から近く、自分の作業場へDIYで薪ストーブを導入したいと考えている友人が助っ人に現れてくれたので移動距離が減って大助かりでした。

全ては壁の穴が基準となる

もうタイトルが答えになっています。

天井に作って貰ったチムニーボックスの中心とバルコニー壁面に開けてもらった穴の中心が一致しないと煙突を取り付ける事が出来ません。

この場合一番正確な道具は下げふりなので、天井から壁面まで下げ下ろして金具設置の中心を割り出して行きます。

天井から壁面までおもりを下ろして壁面の中心とのずれを確認。

 

このおもりを基準にT管の中心を決定するので非常に重要な目安です。

 

2Fのバルコニーからチェーンブロックを下ろして横引き煙突の水平を調整します。

壁面カバーは水平器を取り付けて、しっかりと水平を確認です。

 

先ずは室内側の化粧板に固定金具を取り付け1か所基準となる場所を作ります。

その後屋外の煙突位置をチェーンブロックを利用して調整しながら横引きの水平、T管の直角、センターの3つを合わしこんで行き固定金具で位置を決めます。

文字にすればたったの2行。

しかし、この作業が今回の一番大切なポイントとなり基礎部分での仕上げがいい加減だと天井に向かい継ぎ足して行く程修正が効かなくなるので一番時間を費やしました。

 

今回利用した固定金具はこのような形状をしています。

眼鏡石を保持する木枠を避けてコーチボルトで固定してバンドで止めています。

市販されている壁面強化眼鏡石を選ぶと、横引き煙突距離が短くて使えないのと、デフォルトではコーキングが打てません。

これはメーカーに電話で確認してコーキング出来ないと回答されたので間違い無いでしょう。

この形状でも、壁の内外で荷重を受ける事で問題無く固定できると伴にコーキング処理もばっちり行う事が出来るので非常に便利でした。

 

横引きが完成したところで煙突を積み上げて行きます。

 

2Fの壁面へ下げふりから中心を移して先ずは固定金具をアンカーで止めます。

そして煙突をつぎ足してバンドで固定。

 

センターがしっかりと出ているので、天井から確認してもばっちりでした。

 

そして最後に天井の陸屋根を貫通したボーリング穴に煙突を通せばすべての煙突が接続が完了です。

 

その後、チムニーボックス内部で固定金具を取り付けフラッシング固定台座のネジをタップでお掃除します。

フラッシング台座はステンレスのナットを溶接しているのですが、ステンレスネジ山が溶接で荒れている場合が多くネジがカジってしまうと、ネジを回す事が出来なくなり最終的に折れてしまうので大切なひと手間なのです。

 

そして完成した現場がこちらです。

うーむ壮観。

まとめ

いつもは一人で作業しているけど、今回は3人で作業したのでとても早く終える事が出来ました。

作業自体は僕が実施しているのですが、部品の運搬や、タッチアップ、現場掃除など実作業以外のバックアップをお願いする事で仕事に集中する事が出来ました。

 

薪ストーブ屋さんの感覚では煙突を設置すると作業の6割以上を終えた感じになるので、後は秋の納品まで楽しみにお待ち頂ければと思います。

 

文章にすれば何の問題も無くストレートに工事が完了しているかのようになってますが、事前に取り付け金具の形状を繰り返しテストしたり、チムニーボックスの施工を大工さんがしっかり作ってくれたり、施主様がコア抜きを大きめに開けて下さったりと色々な事が重なり合ってうまい具合に納める事が出来ました。

 

ここは多くの人が訪れる場所なので設置が楽しみ!

 

 

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