ヒミエルストーブ

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燃焼効率を高めるエアー回路

 
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KD01は燃焼室に供給する空気を本体内部で加熱してます。

詳細は僕の下手な手書き漫画を見てもらえれば一目瞭然なんだけど、あまりにもざっくりしているので写真も交えて説明します。

そもそもエアーを加熱する目的は燃焼温度の低下を防止する事が目的であり、最終的にはヒミエルストーブ流の高燃費を実現する為の施策の1つです。

エアの供給ルート(上)

エアの供給ラインは燃焼室を挟んで上下に2つ有って、上ルートはヒートライザーを避ける様に設置しており、最終的には本体正面のガラスに空気が吹き付けられるように作ってます。

写真はエアラインを作っている様子で、ジグの上にエアー出口を乗せて位置を決めています。

多くの工程で位置決め治具を使い、フリーハンドで部品の位置決めに時間を浪費する事を防止する様になってから製作スピードが各段位上がると伴に楽に作る事が出来るようになりました。

 

個人的にはこれってイメージの中に思い浮かぶトヨタ生産方式の初級バージョン。

クリーンバーン機だと燃焼室の背面を2重構造にしてエアを予熱できるのだけど、ヒミエルストーブはヒートライザーが鎮座しており2重構造を作る事は不可能なので、ヒートライザーを取り囲むようにエアー回路が設置されています。

 

本体が暖まり、燃焼室が昇温する程に底面より吸い込まれたエアーが加熱されることが分かるかと思います。

エアーの供給ルート(下)

本体の底面は2重構造になっており、燃焼室で発生する熱を遮るばかりでなく床面から吸い込んだ空気で炉台への熱攻撃を低減する事を狙ってます。

この写真は燃焼室の真下で、空気が流れるスペースなので納品する時には見る事が出来ません。

 

形が出来上がれば防錆の為に耐熱塗料を塗り密閉します。

 

こんな感じで塗装面の上に蓋を被せて2重構造に仕上げ底面の空気ラインは完成します。

本体底面の下に遮熱板を付けるので燃焼室床面、空気層、遮熱板と3枚の鉄板が本体の下に入っている事になるのです。

 

まとめ

ハンドメイドのロケットストーブ構造だけど、理想とする燃焼を求め頑張って作り込んでいます。

もっと簡単に理想とする燃焼状態を作る方法を発見できれば良いのですが、本体内部に高温を発生させて蓄熱を行い、煙突で空気の流れを絞り込み高燃費を生み出す事に適した今の形以上の物を見つける事は容易では有りません。

 

それでも僕の求めて考える理想の状態を生み出すためには今の方法が一番気に入っているので今後も継続して行きます。

 

最初のお客様にお買い上げ頂いてから4年が経過し、熱による劣化や摩耗の発生データが整って来ました。昨年から熱による摩耗対策にも着手して更なる信頼性向上を目指してます。

 

外観は4年前と一緒に見えるけど、写真では分からない細かな改良を繰り返す事でお客様に安心してお使い頂ける製品に近づけております。

 

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