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煙突の補強を準備する

 
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4月の末に島根県の現場で45度曲がりの煙突を落っことしてしまった経験がきっかけとなり、過去に施工した現場が不安になりました。

 

この様なレイアウトで配管しており、上側の45度曲がりのロッキングバンドの張力だけで3本の煙突が保持されています。

下側の煙突固定金具が動かなければ全く持って問題無いし、何より重たい本体が繋がっているからちょっとやそっとでは動く事は無いと思うのだけど、ロッキングバンドの張力で3本の煙突を固定している事が何とも心もとないと感じちゃったのです。 

 

ちょっとした地震で煙突が揺れちゃうと最悪煙突が外れてしまう危険性だってあると想像すると放置出来ません。

 

なので上側の45度部分の保持道具を考えて見ました。

こんな感じでバンドを巻き付け、ターンバックルで締め上げ煙突荷重をバンドで補助する作戦です。単に鉄の棒を使うのでは無くて、バンドを固定してからターンバックルで引っ張れるのがコンセプトの核となります。

市販のターンバックルでは丁度良い長さの物が売って無かったので、購入品を真ん中でカットして鋼管で任意の長さに変更しました。

 

現場では2連ハシゴの上での作業になり、バンドを閉める作業とターンバックルの固定を一緒にするのは作業性が悪いので先ずはバンドと接続金具をネジで止めその後ターンバックルを繋ぐ方式を採用。

何気ない部品だけど、体勢の悪い現場ではなるべく簡単に作業できる様に事前準備する事がとても大切だと島根で痛感しました。

 

完成形のイメージがこちら。

45度から斜めにぶら下がる煙突の重量をターンバックルで受け止める事により耐震性が高まると考えます。

 

ひょっとすると、現状のまま放置していてもなんら問題無く運用できるかも知れません。

しかし、自分の中に心配を抱えたまま目をそらす事なんて出来ないのでお客様へ電話の上、懸念内容を正確にお伝えさせて頂き無償工事の作業日程をご相談させて頂きました。

生憎連休中は出張工事に出ていらっしゃるとの事だったので、休み明けに再度スケジュール調整を行い速やかに処置したいと思います。

 

あくまでも自分が認知できる範囲での作業になりますが、自分が少しでも不安や気になる事は解決しないと気が済まないのでお客様にはご迷惑おかけしますが、お付き合いお願いできればと思います。

 

昨日投稿した製品劣化の情報や、今回書いている追加工事など最初からわかっていたら事前対応できるのだけど、実際に行動を起こした結果判明する事柄なのでどうしても事後の追加作業が発生するのは不可避です。

行動を起こした結果出くわした課題には、多くの知見をえるヒントが詰まっていると思うから逃げる事無く真摯に対応する事が僕の大きな財産だし顧客へ提供できる大きな武器だと思うので今後もトピックが有れば記事にして行きます。

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