ヒミエルストーブ

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サイクロンチューブの改造

 
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既存のお客様におかれましてはこの様な形状のサイクロンチューブを納品しておりました。

そして本体で最も高温に暴露される部分を2重化する事で製品寿命の延長を狙うと言う記事は先週書きました。

 

では実際に納品済のチューブをどのように改造するのか、口で説明するより写真の方が簡単に伝える事が出来るので今回の記事とします。

とは言え、作業はとても簡単でして、脚を切断して作業は完了です。

 

そして脚をカットしたサイクロンチューブをインナー管の上に重ねれば作業は終了です。

 

実はヒートライザー内部の温度分布を検証したところ、ヒートライザーがL字型になっている少し上の辺りが一番昇温します。 なので、ヒミエルストーブの構造であればヒートライザー全体を保護する必要は無くてヒートライザーの下半分を2重化して使い捨て構造とすることで寿命の延長を目論みます。

 

今まで長寿命を目指しながら、最も高温が発生する部分に的を絞って本体を保護する事に目が行きませんでした。

 

今再作中のSD01のヒートライザーと燃焼室の接続部分で今は仮組の状態ですが、ここも熱を逃す構造を本体の内部に盛り込んで異材間溶接の溶接棒で接合します。

溶接材のカタログには溶接方法が記載されていますが、実際の寿命は使いながら確認するしか方法が無いので去年まではトライアンドエラーを繰り返していました。

 

今回の改善で長寿命化の改善はほぼ完了したと思っているので、後は経年劣化を観察するフェーズに入りました。

6mmのSUSチューブに薪の熱で穴が開くのかは疑問だけど、安全余裕率を持った設計は安心感があります。

しかし、昨今の素材インフレは事業者の個人的な努力では如何ともしがたい勢いの値上がりなのでいつまで現在の価格を維持できるのか分かりません。

 

ここで材料の肉厚を薄くしたり、鉄板で代用すればコストは下がるけど製品寿命に疑問符が発生するのでしばらくは現在の材料選択を維持します。

 

明日は煙突の追加補強工事を実施する予定だし、ヒミエルストーブのソフト的な特徴として販売後のアフターフォローも手抜きなしに実施すると言う事が強みだと自分では考えています。

 

自分の中のこだわりですが、世間に無いオンリーワンの燃焼構造でご縁が有ったお客様が気に入って末永くお使い頂ける事を狙って開発したのでそれが具象化すれば嬉しいです。 

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