失敗するから改善できる
長い間ストーブを作っていますが、未だに改善点が見つかります。
木の取っ手に穴を開ける
今週は取っ手の丸棒中心に穴を開ける治具を作って見ました。
youtubeで検索すると
1)ドリルで丸棒の外径穴を開ける
2)その位置を保って穴を開ける
実際にやってみると僕の場合上手に加工できず偏心しちゃいました。
この状態で動画の内容をストレートに実行しても上手くいかない事が判明したので早速次の作戦に映ります。
それは角材の途中まで丸棒の外径穴を開けて途中からφ8の穴を開け、角材自体で丸棒とドリルのセンターを合わせてしまう作戦です。
手で穴を開けると直角が狂うのでボール盤を使いますが、穴の位置関係を治具で完結しちゃうというコンセプトは秀逸で、一切の狂いなく中心に穴加工できるようになりました。
シンナーの入れ替え
耐熱塗料のシンナーって一斗缶の口金が大きく、いつも使っているサイズのジョウゴが取り付ける事が出来ません。
この時点で私の頭の中は一斗缶から4L缶へシンナーを注ぎ込む事しか考えていないので、何とかしてこぼさずに移せるか試して見ました。
紙のフィルターや漏斗で試したけど、移す量よりこぼす方が多くてこの方法は駄目だという事が判明。
その時、頭にアイデアが閃いたのです。
そっか、移せばいいのだ~
こんな簡単な事も思い込みが邪魔して目に入りませんでした。
まとめ
なんでも思い込みが悪い方へ作用すると目の前に見えているはずの物に意識が向かわず、迷宮の中へ迷い込んでしまう事が多々あります。
最近自分なりに課題を解決する秘訣を感じるようになりました。
それは、とりあえず試して見てダメなところをやり直すと言う誰でも知ってる簡単な事です。
でもね、失敗を恐れたり、浪費する時間や費用の事を想像してそんな簡単な事が出来なかったのです。
しかし今は技術的な事だけにとどまらず、営業やマネジメントも結局は多動の中でうまく行く方法を選択して行くゲーム的な要素が有るのでは無いかと思う様になりました。