開業予定のレストランへ下見に行く
6月の末から灼熱の日が続き、工場での作業も汗だくです。
今の季節に製品を作り込み、秋以降の納品ラッシュに備えるのが去年からのルーチンワーク。
そんな中、今日は作るだけじゃ無く開業予定のレストランへ下見と打ち合わせに行ってきました。
煙突の場所が全てを決定する
もうタイトルが全てを物語っているのですが、煙突の場所が決まれば自動的にストーブの設置場所が決定されるので、設置を希望される場所で煙突が問題無く屋根の上に取り出せるかが大切なチェックポイントになります。
この現場は民家をレストランへ改装されたお部屋なので室内側の金具固定場所に一工夫が必要になります。
向かって外側になる窓の横はボードが張り付けており、下地の桟木の場所がかろうじて分かりますが強度がいまいち不明。
客席の中央を仕切る一部屋根が低くなった場所は構造的にこの様な形状になったそうなので、屋根裏を確認して室内側金具を固定できそうな梁を確認してみました。
チムニーボックスの上側に1か所と室内1か所の合計2か所以上へ固定金具を取り付けないと煙突が動いてしまい危険なので必須の作業です。
すると、幅が170㎜ある立派な梁が通っていたので、ここに金具を固定する事に決定です。
平屋で軒先に近い場所へ煙突を取り付けるからチムニーボックスを大工さんに造作してもらい、炉台と炉壁は断熱性の高い火山石で作ったレンガを使って作り上げるそうなのでかなりおしゃれな仕上がりになると想像します。
まとめ
現場での打ち合わせも回数をこなし、現場をみて自分なりに仕上がりをイメージしながら話を詰めて行ける幅が広くなったように感じます。
煙突の設置が終われば7割仕事が終わったも同義なので、今から図面を書いて大工さんと話の詳細を詰めて行こうと思います。