ヒミエルストーブ

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溜まったタスクの処理

 
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無事に特注SD01の梱包も終わり、やっと溜まっていたタスクの処理を行う時間が出来ました。

先ずはメーカーが無くなり補修部品が出ないペレットストーブの火床作り。

材質が鉄だと簡単に作れるのですが、グラインダーを当てて火花試験を行うと炭素分が少ない鋼材と言う事が分かりました。バネ鋼程では無いにせよ摩耗対策の為にSS材でない事だけは確実です。

鉄板で同じ形状を作っても通常のSSだと熱による摩耗が激しく進み寿命が短くなる事は容易に想像できるので、試しに現状のバスケット内部へぴったりとはまり込む新規お皿を作って見ました。

ぴったりとはまり込んで穴の位置も同じにして、風がしっかりと通る様ステンレスに開いている穴は若干大きめにしています。

火床に入るペレットの容量が少し少なくなるかも知れないけど、最も安価で長寿命でしょうか。出来上がれば簡単な形状に見えるけど、この形にたどり着くまでに打ち合わせも含めて結構時間を費やしました。

通常僕が加工屋さんへ部品製作を外注に出す場合、材質の指定も含め図面を書かないと作業してくれません。しかし僕の場合修理の方向性から決定する必要が有るので作るより方向性を決める方が時間を使います。

 

次はヒミエルストーブのバイパスを保持するバンドの追加工と塗装。

本体を作る時間より、小さな部品の製作に多くの時間を費やしてしまいます。 本体を溶接したり仮組する場合、作業が進捗した実感が有りますが、小さな部品をまとめて作っても部材が小さいせいなのか、進捗が遅い割に多くの作業時間を費やしてしまうので精神的にしんどさを感じてしまいます。

 

部品作りと並行して今年の冬に納品するKD01の製作に着手しました。

先週SD01が仕上がったばかりだけど、秋からの納品が忙しく製作時間に制約が発生するので時間が取れる今の間に少しでも予定が進むように材料を手配しています。

 

ウチはヒートライザーと呼ぶ最も高温に暴露される部品は6㎜のステンレスを使っています。そしてステンレスと鉄を専用の異材間溶接棒を使い、熱が大きくかかる部分のステンレスは鉄の7倍伸びるので、ヒズミを逃がす構造を取り入れて形を仕上げて行きます。

 

このあたりの組み付けは過去の経験から積み上げるノウハウの塊なので、直ぐに気づけるものでは有りません。

治具による拘束なしに溶接を掛けてしまうと寸法の辻褄が合わなくなるので、要所へ治具を仮止めして狙った形状へ組み付けて行きます。

ブログも約半年ばかり製作日記になりましたが、10月から怒涛の納品ラッシュが始まるのでもうしばらくは製作に没頭しつつ作業内容を発信できればと思っています。

 

 

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