福島県へ移動して本体を搬入する
群馬県への納品を終えた翌日は晴れ間の中次なる目的地、福島県へ向かいました。
本来であれば移動日の翌日から作業に着手する予定だったのですが、天気予報によれば搬入日は1日中雨だったので急遽計画を変更し午前中移動して午後から晴れ間の間を狙って本体及び資材の搬入を施主様に相談させて頂きました。
お昼前には現場へ到着し、荷物を下ろして搬入の準備を行います。
今回はトラックを搬入口に横付けしてストーブをお部屋の中へ導く事が出来ないのでどの様な策を使うか悩んでいたのですが、果樹園を営む施主様が所有する運搬車を使いお部屋の入口まで運んで下さったので感謝です。
運搬車の荷台と床が同じ高さになる様にコンパネを敷き、お部屋との接続には鉄板を渡す事で対応。
とりあえず、雨が降る前に本体を搬入できたことに安堵でした。
後は道具類を運び込み、明日は雨だと言う事を想定して室内作業を終える段取りに着手です。
今回の現場はストーブを設置する建て増し部分に煙突専用の箱を造作したので高さが高くなりました。
箱の高さが床面から6M以上あり、箱を塞いでしまうと煙突の接続が出来ないので外壁を透湿防水シートで塞いでもらい、箱の1面は煙突設置後に塞いでもらう計画を建築会社様に立てて頂きました。
この様に、僕の意向だけで納める事の出来ない現場は施工会社様との連携が必要になってくるので、フレンドリーで優しい施工会社様に出会えると半分ミッションが成功したと同義だと考えてます。
全ての基準となるのが煙突トップの中心で、そこを基準に煙突横引きのレイアウトを行うから晴れている間にセンターを確認の上マーキングを行って行きました。
上から下ろした水糸とレーザーが一致する場所へ横引き煙突を保持する金具を固定です。
翌日は屋内作業を横引きと本体の設置を完了する計画なので、横引き固定金具の設置は必須事項でした。
煙突貫通部分のセンターをマークした後は、夜から雨の予報だったので煙突トップの雨仕舞を再度行い初日の作業は終了です。
約半日の作業でしたが、雨が降ればマーキング作業や本体の搬入作業が出来なかったので貴重な4時間でした。とにかく雨の中で作業すると言うのは非常に消耗するので施主様がお立会い頂けるのであれば今後も天気と相談して搬入が出来れば嬉しい。
前日は全力で納入作業を行い、翌日も結構忙しく動き回ったので夜は早々に就寝して体力の回復を図りました。