ヒミエルストーブ

 メルマガ登録はこちら

外は雨だったので室内側を仕上げる

 
この記事を書いている人 - WRITER -

福島県納品2日目の朝は天気予報通りの雨模様でした。その後30分程度雨が収まる事も有ったけど夕方まで雨が止むことは無かったので前日に室内作業を準備して良かった。

屋根の上はこんな感じでずーっと濡れていたので怖くて足を置くことなど出来ません。

 

朝一番、僅かな時間雨が止んだのでチムニーボックスの先端へ移動して下げふりだけセットして今日のゴールポイントを求めました。 煙突固定金具の中心が煙突の中心でその真下に横引きの中心が来るように煙突を固定します。

 

下げふりをセットした後は雨が降っても大丈夫なように大きなビニールですっぽりと覆いしっかりと養生を行います。

 

作業自体はシステマチックで、前日固定した金具に煙突を載せて行き、下げふりで前後位置、水平器で倒れを確認しながら慎重に位置を決めて行きます。

横引き部分を上から撮影した写真になりますが、下げふりの中心が煙突の中心を捉えているのが分かるかと思います。煙突の接続自体は簡単なんだけど、設置する位置をしっかりと押さえる事が大切です。

特に基準となる動かせ無い場所から煙突のセンターを求めて行く作業を疎かにして、水平だけで位置を追って行けば辻褄が合わなくなるので核心を見抜けば後は簡単かな。

 

煙突の固定が終了すれば次のステップ、本体の設置に着手です。

今回は屋根が低いので足場で天井を破ってしまわない様長さを詰めて対応しましたが、使い勝手は非常に良く今まで気付かなかったのが不思議だ。

本体を台車から下ろし、煙突を繋いでバイパスをセットすれば室内側作業の完了です。

 

今回は地震が多い地域なのでアンカーを打ってしっかりと固定。

炉台が20㎜のタイルを使用し、その下がモルタルだったので先ずはタイルをダイヤモンドドリルで削り取りその後コンクリートドリルで開口すると言う2段構えの穴あけ作業を採用しました。

タイルや石って脆いので、コンクリートドリルで振動穴あけしちゃうといとも簡単に割れちゃうし修正も出来ないから結構ビビりながらの作業です。

お空はずーっとガスが掛かり、小雨が止むことは無かったけど室内作業を終了する事が出来たので後は煙突の接続を残すのみになりました。

今回は建築会社様と図面をやり取りしながらの導入だったのですが、設置場所が設計図で狙っていた場所に収まり一安心です。

 

作業自体は簡単なんだけど、準備作業に多くの時間と移動を費やすのでこの日がツアーの中で最も疲労が溜まり身体が鉛の様に重たかった。なので夜8時過ぎには就寝して疲労の回復を図りました。

歳をとって感じるのは強い身体を作るのも良いけど、疲れたことを認めてさっさと寝るのが一番の疲労回復だし適当に休みの日を作りのんびりダラダラするのも集中力を保つために必要な時間なのだと考える様になりました。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© himiel stove , 2022 All Rights Reserved.