ヒミエルストーブ

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福島県にヒミエルストーブを設置

 
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前日の天候が回復して時折晴れ間になる空模様の中、屋根も乾いて絶好の煙突接続日和。

いよいよチムニーボックスを覆う防水シートを切って煙突を箱の中に通して行きます。煙突工事が終われば建築会社さんがチムニーボックスを仕上げ外壁を組み付けて下さいます。

設置場所は前日に位置を決めて固定しているので今日は下から煙突を積み上げて行けば作業完了。

天井から下げふりを下ろして、積み上げて行く煙突のセンターを確認しながら順に接続して行きます。

 

先ずは横引きから1段目を載せて固定

 

これは中間固定の金具部分です。この現場では地震で煙突がずれない様に金具と煙突をビスで止めました。

 

そして最後はチムニートップまで接続して作業は終了。朝8時から作業を始めて、お昼には出来上がりました。

 

現場に置いていた道工具を一旦片付け14時から操作説明の開始です。事前にyoutubeを視聴して頂き予備知識を持って頂いたお陰で説明はスムーズそのもの。

特に製造業の経験があるお父さんが、高燃費を実現する為のロジックを明快に理解して下さったので操作の核心をあっという間に掴んで下さいました。

煙突が室内に6Mも有るのでドラフト圧力が強く、ダンパーを全閉してもちょっと火力が強い位の吸引力でした。

煙突内部を高温に保ち、さらに高さが加われば「煙突効果」の定数 温度*体積に従い上昇気流が強くなる事を実感。あまりにもドラフトが強く火力をもう少し落としたい場合は吸気口を調整して頂く事をご提案させて頂きました。

 

今回も無事納品が完了しました。

寒い冬を一家の道具として使い込んで頂ければ嬉しいです。

 

 

全ての作業が完了し、最終チェックを行う中横引き煙突を固定する金具をカバーするゴム部品が溶けると嫌なので取り外すと煙突固定ネジが緩んでいました。

気付いた瞬間はもう現場を離れる気分だったので意識出来なかったけど、仕事を終えて温泉へ向かう道中で物凄く仕上がりが気になるので翌日追加工事を施主様にお願いさせて頂きました。

 

金具は下方向に引っ張る形状なのですが、熱により煙突が凹んでいくらでもネジが閉まる状態になっていました。チムニーボックス側の煙突は縦方向の金具が荷重を受けているので横引き煙突が凹みませんが、本体側はスライド部分の荷重も受けているので変形しちゃうのは納得が行きます。

 

この場合、バンドを利用して煙突全体の荷重を受けるべきなんだと仮説を立て温泉を早々に切り上げ、近所のホームセンターに行って予備の部品を含めた資材一式を調達して翌日に備えたのでした。

 

心に気になる部分を残して現場を離れる事など出来ないので最善の選択だと思っています。

 

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