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KD01の煙突設置

 
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前日は予想外の降雪により煙突工事を断念したので、祈るような気持ちで現場へ赴くと晴れ間がのぞく絶好の仕事日和。屋根の上に少しだけ雪が残っていたので除雪して煙突取り付け工事の開始です。

立ち上がった箱のセンターに煙突が貫通する様に上部の固定金具を水平に取り付け、センターを下げふりが貫くよう治具をセット。

風や微調整でセンターが狂わない様にV字の切れ込みを入れるのが僕のお気に入りの小技。

したから見上げると上下の通りが狂いなく収まる様に金具を固定してます。特に下側の金具は煙突を貫通させてから固定するのでその辺りの作業性を考えた形状に作ってます。初期の頃はその様な配慮が必要だと知らなかったので、取り付けに多くの時間を費やしました。

1度は仕方ないけど、2度も作業性が悪い仕事を行うのは自分の責任なので毎回部品の改良を行い作業性と精度の向上を狙ってます。

そして室内からあらかじめ3本つなぎ合わせた煙突をロープで持ち上げ金具で固定する事でチムニーボックス内部への設置は無事に終了。

天板に断熱材を敷き込み、この後は金具を組み付けて屋根上は無事に終了となりました。

 

室内側は壁を基準にレーザー墨出しでカバーの基準となる平行線を拾い出して固定。 脚立に上りながら鉄板を固定する時って平行具合が分かりにくいので僕は可能で有ればレーザー墨出しを利用してます。

 

煙突の設置だけで作業を終了しても良かったのだけど、時間に余裕が有ったので本体の搬入とジャッキダウンまで作業を進める事が出来ました。

ここまで進めば、後は煙突を接続するだけで納品は完成するので心理的に非常に楽になります。

 

今回はいつになく順調に作業が進んでいるのだけど、一番大きな要因は設置場所の真横に軽トラを寄せる事が出来るのと土間設置なので搬入がとてもスムーズでした。

条件が厳しい現場だと住居に搬入するだけで半日を要する場所も普通に有るのでその差はデカイです。

 

とは言え、1日で煙突設置と本体の搬入を終えた帰路は睡魔に襲れ危険を感じたので、途中で昼寝して帰宅しました。

前回納品してからリストを作って準備していたので使用する工具の忘れ物も無く、順調に作業が進んだので気分よく現場を離れる事が出来たのが嬉しかったです。

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